★元陸自レンジャー隊員が、Withコロナの「今を生き抜く術」をお伝えします★
お疲れ様です。コンディションアドバイザーの岡田 凰里(おかだ おうり)です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。
以前のブログで「ありがとう」と伝えると、笑顔になって不安も疲れも吹き飛ぶとお伝えしました。小さなことでも「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてくださいね。
今回はその「ありがとう」の距離感についてお伝えしたいと思います。
再度新型コロナウイルスの感染が拡大してきました。「第3波」といわれる今回の感染拡大ですが、周りの人との距離を再び考えなければならなくなりました。
ソーシャルディスタンスの確保ということで、密を避け、人との距離をとって、感染拡大を防がなくてはなりません。
ただ、それは簡単なことではないことは、この一年を通じて感じてらっしゃると思います。
そしてソーシャルディスタンスとして物理的距離をとると、なにかその人を避けて、気持ちに距離を置いてしまうような・・・。そんな感じはしませんか?
感染拡大を防がなくてはいけないので、もちろん頭では密を避け、を確保しなければならないのはわかっています。
わかっているんです。
そう、わかっているんです。
でも・・・、
なにか一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
自分の気持ちとは裏腹に、人と距離をとらなくてはならないというのはとてもツラいことだと感じます。
これはちょっとしたことですが、この状態が続くと疲労リスクになり、じわじわと身体も心も疲れてきます。
これが身心の不調の元凶になるんです。
Withコロナの生活の中で「感染の不安」もあると思うのですが、「人との距離の取り方」に迷う・・・ということも多いと思います。
人との距離感をわざわざ計りながら生活するのって、とってもしんどいですよね。ソーシャルディスタンスを取りながら生活するのは並みのことではありません。
この「ソーシャルディスタンス」、心理学の用語の中に似たような考え方があります。
パーソナルスペース(個人空間)という対人距離の考え方があり、4種類あります。
(1)親密距離(~45㎝)
相手の匂いや体温が感じられる距離。親子、恋人、夫婦等の特に親しい関係の距離
(2)個体距離(45~120㎝)
手を伸ばせば触れることができる距離。親しい友人同士等の距離
(3)社会距離(120~360㎝)
手は届かないが、会話可能な会談や社交の集まりの距離
(4)公共距離(360㎝以上)
複数の相手がみわたせる、講演会などでの講師と聴衆の距離
コロナ感染防止対策で求められているソーシャルディスタンスは2メートルと言われていますので、社会的距離にあたります。
そしてこの対人距離と心理的距離はおおむね一致すると言われています。つまり距離が遠くなればなるほど、相手との心理的な距離、ココロの距離が遠くなるということです。
距離をとることで何か一抹の寂しさを感じるというのは、ココロのキョリが遠くなるせいだと考えられます。ですからこれは心理学的に考えてもと当然のことだといえます。
それはそれでわかるんですが・・・理解できたからといって、それで気持ちが収まるかといえばそうもいかないですよね。
それではこの気持ち、どうしましょう?
私がおススメしているのは、ソーシャルディスタンスを気とめながら「ありがとう」の気持ちが伝わる距離まで近づいてみてはいかがでしょうか?
そして埋められない物理的な距離は、仕草でカバーしてみましょう。
距離がある分、少し大げさにうなずきながら
「ありがとう」
マスクで遮られる分、ちょっと大きめの声で
「ありがとう」
気持ちが伝わるよう、プラスアルファの笑顔で
「ありがとう」
こうやって「ありがとうが伝わる距離」で、ココロのキョリを普段通りにして、コロナ疲れにならないように疲労をマネジメントしてくださいね。
陸上自衛隊在籍15年。自衛隊で学んだことを、皆様にお伝えできればと思っています。
在職時は自衛官のカウンセラー(年200件以上対応)をしながら、10年ほど様々な手技療法を学んでいました。
このブログでは身体のこと、心のこと、防災のこと、そしてちょこっとだけ自衛隊のことを綴っていこうと思います。
現在は退職して、身体も心も癒すリラクゼーションセラピストをしています。身体のことや心のことで悩んでいたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。感謝です。
感染対策をしながらお仕事をされている皆様に感謝致します。
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【経歴・資格など】
元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、公認心理師、産業カウンセラー、予備自衛官(衛生)