自衛隊卒のセラピスト

セラピスト&自衛官の経験と共に、笑顔になる話題をお届けします。

【”エビデンス” 残酷な現実】~コロナと共に②~

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★元陸自レンジャー隊員が、Withコロナの「今を生き抜く術」をお伝えします★

お疲れ様です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。

 

今週は関西の自治体でも緊急事態宣言の出されることになりました。新型コロナウィルスの猛威はまだ収まるところを知りません。 

 

ところで、ニュースを見ていると「エビデンス」という言葉をよく伺います。感染対策をする際に「エビデンスの基づいた感染対策」がされるべきとのことです。

 

 

このエビデンスという言葉、いったいどういう意味なのでしょうか。

 

 

様々なシーンで使われているようですが、医療において「エビデンス」といった場合には「科学的根拠」という意味で使われているようです。

 

 

それでは「科学的根拠」とはいったい何なのでしょうか。

 

 

色々な観点があるかと思いますが、ある現実や実験に際して「データ」をとって、そこから分析した結果ということと考えていいかと思います。

 

 

つまりエビデンスにはデータがつきものです。

 

 

それでは今回の新型コロナウイルスという自然災害で何がデータになりうるかというと、「感染者数」や「重傷者数」、「死者数」がデータとなります。

 

これらを分析した結果を「エビデンス」として活用していきます。

 

残酷な現実ではありますが、エビデンスというのは新型コロナウイルスに感染した方、亡くなった方の存在があって成り立っているんです。

 

 

これが未曽有の自然災害の恐ろしさです。

 

 

1月11日23時55分現在の累計感染者数は293,697人、死亡者数は4,114人になります。(YAHOO JAPANより引用)

 

数字でみると現実感がないので、ちょっと死亡者数分、「死」という文字にしてみようと思います。

 

 

死 死 死 死 死・・・

 

 

・・・すみません。

 

 

5文字程度で限界です。

 

 

皆さんは上の文字を見ていてどんな気分になりましたか?

 

例え様もない嫌な気分になったと思います。

 

そして何か肩や胸にズシっとくるような疲労感に襲われませんでしたか?

 

 

これが惨事ストレスなんです。

 

 

実は、今皆さんが味わった気分の何倍ものストレスを受けているのが、現在新型コロナウイルスの対応に当たっている保健医療分野の皆さんです。

 

そして感染した方、亡くなった方々がいしずえとなってデータとなり、それを分析することでエビデンスが明らかになって対策が取られていく・・・。

 

エビデンスという言葉にすると見えなくなるかもしれませんが、実はこんな残酷な現実のもとに「エビデンス」が構築されていくんです。

 

 

 

10年前の東日本大震災でもたくさんの方が亡くなり、行方不明になり、怪我をされました。

 

 

そんな中で自衛隊、消防、警察の方は活動していました。

 

 

10年前、わたくしは自衛官として東日本大震災災害派遣に参加していました。

 

たくさんの方が被災者になった現実を、目の当たりにしながら活動しました。

 

 

惨事ストレスを言葉だけではなく、目の前の現実としてカラダとココロで受け止めながら、任務をこなしていました。

 

そんな経験を今回、エビデンスという観点からご紹介できればと思いブログを書きました。 

 

 

エビデンスという言葉やデータという数字にしてしまうと、現実が見えなくなってしまうこともあると思うんです。

 

そして残酷であればある程、その現実には目をそむけたくなると思います。

 

 

しかし現状、この残酷な現実を見ざるを得ない状況だと思います。

 

 

この現実に、どう対応していけばいいんでしょうか。

 

私たちがまずできることは、「自分がかからないこと」。

 

これに尽きると思います。

 

うがい、手洗い、マスク・・・。

 

むかし親や先生にうるさく言われたような感じがしますよね(^^;)。

 

いやぁ・・・本当にありがとうございます。

 

 

もしよろしければ、気分だけでも子供に戻って、楽しく感染対策をしませんか♪

 

きっと懐かしい気分になって笑顔になると思います。

 

そして惨事ストレスのもとではありますが、「爽やかに、軽やかに、楽しそうに」過ごしていきましょう。

 

そうすることで疲労感もパッとなくなりますよ。 

 

陸上自衛隊在籍15年。自衛隊で学んだことを、皆様にお伝えできればと思っています。

在職時は自衛官のカウンセラー(年200件以上対応)をしながら、10年ほど様々な手技療法を学んでいました。

このブログでは身体のこと、心のこと、防災のこと、そしてちょこっとだけ自衛隊のことを綴っていこうと思います。

現在は退職して、身体も心も癒すリラクゼーションセラピストをしています。身体のことや心のことで悩んでいたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。感謝です。

感染対策をしながらお仕事をされている皆様に感謝致します。

ありがとうございます。

※2月1日に文章の体裁及び経歴を更新しました。

 

【前回のブログはコチラ】

sukkirioasis.hatenablog.com

【ホームページ】
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【経歴・資格など】
元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、公認心理師産業カウンセラー予備自衛官(衛生)