★元陸自レンジャー隊員が、Withコロナの「今を生き抜く術」をお伝えします★
お疲れ様です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。
前回のブログでは孤独と自粛警察をお伝えしました。自粛警察の孤独感にちょっとだけ想いを馳せて、その孤独感に巻き込まれないようにしてくださいね。
唐突に私事では恐縮ですが、ご報告があります。
去年12月に行われた国家資格「公認心理師」の試験に合格しました。
本来であれば6月に試験の予定だったんですが、コロナで延期になり年末になってしまいました。半年間モチベーションを保つのは結構大変でしたが、ホッとしています。
これからは国家資格を持つ心理の専門家として、みなさんのお役に立てれば幸いです。
ところで先週の土曜の夜中に福島県沖で地震がありました。震度6強という大きな地震で、けが人が出たり土砂崩れなどが起こりました。
東日本大震災からちょうど10年の今年。そんな節目の年に、また同じ東北であんなに大きな地震が起きるなんて・・・。何とも言えない気持ちになります。
そして今は新型コロナウイルス感染症の対策をしている最中なので、「今、10年前のような地震が起きたら…」と不安な気持ちになるのも当然だと思います。
そこで今回は「備えあれば憂いなし」をお伝えします。
現在、新型コロナウイルス感染症という自然災害の下で生活していますが、ちょっと去年の緊急事態を思い返してもらいたいんです。
トイレットペーパーやマスク、保存食が次々に売り切れましたよね。
災害の時は誰もが不安になりますので、生活必需品が売り切れます。でもそういうものを備蓄しておけば、そんなに焦る必要もなく落ち着いて行動できます。
このちょっとした準備の差が、緊急事態に落ち着いて行動できるかどうかを分けます。
それでは災害に備えてどんな準備をすればいいのでしょうか?
私がおススメするのは、自治体で出している「防災の手引」です。
私の事業所は練馬区にありますが、防災の手引きがあります。どこの自治体でも名前は違っても同じようなものがあると思いますので、それを活用するのがいいと思います。
今は探せば簡単に情報が手に入る時代です。防災の準備をしようと思えばいくらでも情報が手に入ります。それがゆえにどれが正しいのか、自分で判断しなければなりません。
そんな中で自治体が出している防災の手引きは、「地域の特性」に合わせて作ってあります。
ですからまずは自治体の防災の手引きにそって災害に備えてくださいね。それをした上でプラスアルファ準備をしてください。
そうすることでいざという時に安心して行動できます。
心理の分野ではサイコロジカルファーストエイド(PFA)という考え方があります。
災害時にどのような心理のケアをするのかということなんですが、まずは安心安全な環境を作るのが最優先とされています。つまり「心の支援」ではなく「物の支援」が最優先になります。
そして災害の時ってどうしてもデマや偏見や差別が起きてしまいます。今回の地震でも、デマ情報が発生しています。以前のブログでもお伝えしましたが、それには「不安」が強く関係しています。
準備がないと不安になってしまい、どうしてもデマに振り回されやすくなります。そうするとどうしても周りが見えなくなり、慌てて行動するようになってしまいます。
そうすると、どうしても身心ともに疲れます。そう、いざというときの準備がないと疲労リスクがとても上がるんです。
そして準備なしに行動していると、疲労が蓄積して否定的な感情を増幅させて、「疲労」と「否定的な感情」の悪循環にはまってしまいます。
こうはなりたくないですよね。
ですから落ち着いてこうできるよう「備えあれば憂いなし」、この機会にもう一度災害への準備を確認してくださいね。
陸上自衛隊在籍15年。自衛隊で学んだことを、皆様にお伝えできればと思っています。
在職時は自衛官のカウンセラー(年200件以上対応)をしながら、10年ほど様々な手技療法を学んでいました。
このブログでは身体のこと、心のこと、防災のこと、そしてちょこっとだけ自衛隊のことを綴っていこうと思います。
現在は退職して、身体も心も癒すリラクゼーションセラピストをしています。身体のことや心のことで悩んでいたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。感謝です。
感染対策をしながらお仕事をされている皆様に感謝致します。
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【経歴・資格など】
元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、公認心理師、産業カウンセラー、予備自衛官(衛生)