自衛隊卒のセラピスト

セラピスト&自衛官の経験と共に、笑顔になる話題をお届けします。

【Withコロナ~暑い夏の水の飲み方~】疲労リスクと疲労マネジメント③

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★元陸自レンジャー隊員が、Withコロナの「今を生き抜く術」をお伝えします★

 

お疲れ様です。自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。

 

前回のブログでは疲労と不安の深い関係をお伝えしました。

 

不安があっても「ありがとう」という感謝の言葉に出すと、不安な気持ちがなくなっていくんでしたね。

 

よろしければ是非前回のブログもご覧ください。

 

すみません。前回のブログで、「次のブログは甘酒についてお伝えする」と書いたんですが、申し訳ありません。

 

熱中症関連のニュースがとても多いので内容を変更して、猛暑を乗り切る水の飲み方をお伝えします。

 

私の経験がお役に立てば幸いです。

 

お盆も終わりを迎えますが、いかがお過ごしですか?

 

今年も例にもれず猛暑の夏になりました。

 

いつもの夏なら熱中症だけ気を付ければよかったですが、Withコロナの今ではプラスアルファの気遣いが必要です。

 

これはとても大変なことです。

 

少しでも効率よく熱中症を防ぎたいですよね。

 

そんな熱中症予防のためには「こまめに水分をとる」ということがよく言われますが、この「こまめに」ってどんな風にとればいいんでしょうか。

 

暑い夏に水分をとるときって喉が渇いてしまって、だいたい「ガブガブ」「ゴクゴク」飲んでしまうと思うんです。

 

ただ、こまめにガブガブゴクゴクを続けていると、お腹がタップンタップンなってしまいますよね。

 

でもそんなときって、案外のどの渇きが潤った感じはしないものです。

 

しかも、そのタップンタップンを繰り返していると夏バテになります。

 

 

この状態ってお腹に負担がかかって、疲労リスクになるんです。

 

 

今回はそんな状態にならないための水分補給の方法をお伝えしますね。

 

 

ところで、喉の渇きっていったいどこで感じるかご存知ですか?

 

 

わたくしがレンジャー訓練で山地行進したのは夏・・・。

 

訓練では厳正な管理のもと必要最小限の水分補給に統制されているので、自由に水分をとることはできません。

 

こんなときってどうしても効率よく、喉の渇きを潤したいものなんです。

 

自由に水分が取れないというのは、とてもツラいことです。

 

私も含め仲間たちは、喉の渇きにとても苦しみました・・・。

 

うーん、思い出すだけでも結構きついですね(笑)

 

ですから、この喉の渇きをどこで感じているかというのを、身をもって経験ました。

 

 

それは文字通り、「のど」そして「口の中」なんです。

 

 

え?当たり前でしょ?と感じるかもしれませんが、水分を「ガブガブ」「ゴクゴク」飲むと、一瞬で喉も口も通過してしまいますよね。

 

 

実はこの飲み方ではのどの渇きは潤わないんです。

 

 

ではどう飲めばいいかというと、口に水分を含んだときにすぐに飲み込まないで、喉や口を湿らすように飲みます。

 

歯や歯茎を水分で湿らせるように、舌で口の中に全体に水分を移動させます。

 

軽くうがいをするのもおススメですが、抵抗があるようなら喉の奥の方を潤すようにゆっくり飲み込みます。

 

レンジャー訓練のように極限状態の時には、このまま水分が泡状になるまで口に水分を含ませるのですが、普段の生活でそこまでする必要はないと思います。

 

 

ブログを読んでくださってる皆さん。

 

この飲み方で一度「清涼飲料水」を飲んでみてもらいたいんです。

 

きっとビックリすると思います。

 

どれほどの糖分が含まれているか、実感として感じられます。

 

甘ったるい…(^o^;

 

必ずそう感じるはずです。

 

清涼飲料水を飲みすぎて血糖値が・・・というニュースを見ましたが、多分納得いただけると思います。

 

私もブログを書くにあたって、改めてやってみたんですが・・・。

 

なかなか刺激的でした(笑)

 

でも、清涼飲料水をゴクゴク飲むのって、とっても美味しいんですよね(^.^;

 

ですから清涼飲料水は水分補給というよりは『嗜好品』として飲むことをおススメします。

 

1日1本、多くても2本までにした方がいいでしょう。

 

そして水分補給は、昔ながらの麦茶やお水がいいと思います。

 

ルイボスティーなんかもおススメです。

 

口を湿らすように、口の中で十分含んだ後、飲み込むようにしてくださいね。

 

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ガブガブ飲んでもいいと思うんです。

 

ただお腹がタップンタップンになって、夏バテになる前に、口と喉を湿らせて、渇きを潤すことも忘れないでくださいね。

 

 

いかがでしょうか。身体に優しく水分補給をして、疲労リスクを軽減して熱中症にならないように疲労をマネジメントしましょう。

 

 

 

次回のブログは【Withコロナ~気温と身体の限界~】をお伝えします。

 

わたくしは自衛隊の上級体育指導官でした。隊員が運動するとき、活動するときに熱中症にならないよう、常に気を配っていました。

 

そんな経験をもとに、気温が高い時に活動する際の注意点をお伝えしたいと思います。(甘酒を期待されていた方、すみません。もう少々お待ちくださいね)

 

 

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自衛隊在籍約15年。在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。

 

現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。

 

『なぜかよく眠れない』

こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りをサポートする施術を提供しています。

 

このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。

 

セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。

 

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引き続き感染対策をして、安心安全の社会を作っていきましょう。

 

 

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【経歴・資格など】
ラクゼーションセラピスト、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)