自衛隊卒のセラピスト

セラピスト&自衛官の経験と共に、笑顔になる話題をお届けします。

【データとガイドラインから読み解く】PC作業に必須の3点セット

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お疲れ様です。自衛隊卒セラピストの岡田凰里(おかだおうり)です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。

 

11月も中旬を迎えました。

 

東京は冬の気配を感じるというよりは、暖かい秋だなという感じです。

 

暑いよりは寒い方が好きなんですが、やっぱりこのくらいの気温が過ごしやすいですね。

 

ニュースを拝見していると、条件が整うと新型コロナのクラスターはまだ発生するようです。

 

 

体調管理と、マスク・うがい・手洗いは継続していきましょう。

 

 

前回のブログでは、緑内障の治療と対策についてお伝えしました。

 

明日からすぐできる、パソコン作業をする際の対策をご紹介しましたので、是非試してみて下さいね。

 

 

特に「うなずきながら深呼吸」は効果的ですよ。

 


今回のブログではデータと共に、厚生労働省が新たに通達した、パソコン作業のガイドラインを読み解いていきたいと思います。

 


前回のブログでご紹介しましたが、パソコン、スマホ等の情報機器の普及に伴い、令和元年にパソコン作業のガイドラインが改訂されました。

 

「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」です。(以下、情報機器ガイドラインと表記します)

 

以前は「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」と言われていました。(以下、VDTガイドラインと表記します)

 

緑内障の対策はもちろん、快適な仕事生活を送るためにも、情報機器作業の負担軽減は、切っても切れません。

 

 

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

 


今回のブログは以下の内容になっています。

1 ガイドラインの概要

2 情報機器作業の何が問題か

3 「拘束性」がもたらすもの

4 疲労の蓄積を防ぐ3点セット

  (1)  画面フィルター

  (2)  外付けキーボード

  (3)  パソコンスタンド

5 まとめ

それでは始めていきますね。

 

 

1 ガイドラインの概要

以前はVDT作業と言われていた情報機器作業。

 

VDTと言われても、ちょっとよくわからないですね。

 

「情報機器作業」の方が直感的にわかりやすい表現だと感じます。

 

VDTとは「Visual Display Terminals」の略です。

 

ディスプレイ、キーボード等により構成されるコンピューター出力装置の一つという意味です。

 

私は以前の職場で、VDT作業者のための健康診断を受けていたので、言葉は知っていました。

 

ただ何を意味するのかは、今回調べて初めて知りました。

 


なんだか時代を感じる表現ですよね。

 


VDTガイドラインが初めて作成されたのは、昭和59年。

 

当時は情報機器というような表現がなかったんですね。

 

ガイドラインはVDT作業に伴う、身心の負担を軽減するために作成されています。

 

そして事業者が、作業環境をできるだけVDT作業に適した状況に整備し、過度に長時間にわたり作業が行われないよう、作業管理するためのものです。

 

つまり事業者に対して、作業者が支障なく作業ができるよう、作業環境の基準を示したものになります。

 

ガイドライン産業医学や人間工学等の知見に基づき、作成されています。

 

VDTガイドラインは、ディスプレイ・キーボード等により構成される機器を対象としていたそうです。

 

ただ現在は、タブレットスマホ等のタッチパネル機器の普及と、入力機器の多様化により、作業形態も多様化しました。

 

それに伴いVDT作業を情報機器作業に置き換え、情報機器ガイドラインとして、実に17年ぶりに改訂されることになったそうです。

 

ガイドライン本文は、事業者に対して「こういう環境を整えるようにしてください」というものが書いてあります。

 


読んでみると、「そりゃそうだよね」と感じるものばかりです。

 


そういう環境にすることができれば、それに越したことはありませんが、どうしても難しいこともあったりします。

 


そしてガイドラインには「解説」が添付されています。

 


この解説は、ガイドラインの必要性を細かく説明してくれています。

 


実は作業者にとっては、この解説の方に大切な内容が含まれているんです。

 


そこで、ガイドラインの解説を読み解きながら、作業者が自身の作業環境を整える方法をお伝えします。

 

ガイドラインと解説はこちら⇩
https://www.mhlw.go.jp/content/000539604.pdf

 

 

2 情報機器作業の何が問題か

それではまずは情報機器作業の問題点を説明します。

 


実は一言でお伝え出来ます。

 


それは「拘束性」です。

 


画面を見るために、顔の位置が限定され、特に目は画面を注視することになります。

 

キーボード入力のためには、手や腕の位置、さらに姿勢も限定されます。

 

これはスマホタブレット等でも同じです。

 


このように身体の動きが、極端に制限されます。

 


また、決められた時間内に処理する作業量が多い場合には、精神的にも機器から制限を受けます。

 


このような身体的・精神的な『拘束性』が、情報機器作業の最大の問題であると読み解けます。

 


そしてさらに厄介なのは、この拘束性が強いかどうかの判断が容易ではないことです。

 


作業者自身が気づいていない場合もあります。

 


作業時間や、作業耐性の個人差も大きいです。

 


こうなると、第3者の客観的な観察も必要になる場合もあります。

 


それではこの「拘束性」が、作業者にどのような影響をもたらすのでしょうか。

 

 

3 「拘束性」がもたらすもの

この拘束性が作業者にもたらすものを、一言でお伝えします。

 


それは「疲労の蓄積」です。

 


パソコン作業者の調査研究によると、1日の作業が4~5時間を超えると、中枢神経系の疲労を訴える作業者が増大し、筋骨格系の疲労が蓄積するそうです。

 

中枢神経系の疲労とは、視神経や脳が緊張した状態が続くことで、神経が疲労することです。

 


つまり拘束性が、脳や目、そして身体の疲労を誘発することになります。

 


さらにそれが長時間続くと、疲労が蓄積していくことになります。

 


意外に感じるかもしれませんが、実はガイドラインでは、作業時間の制限は設けていません。

 


これは、作業時間の個人差が大きいため、一概に言えないということだと思います。

 


ただ、調査研究の結果から、1日300分(5時間)以内の作業が望ましい、と示されています。

 


この疲労蓄積を裏付けるデータがあります。

 

 

厚生労働省による「平成20年技術革新と労働に関する実態調査結果」です。

f:id:sukkirioasis:20211112163749p:plain(申し訳ありません。調査が平成20年で廃止されており、古いデータしかありませんでした。もし同様のデータで、最近のものをご存じの方はお教えいただけると幸いです。)

 

このデータから、作業者は圧倒的に「目の疲労」そして「首・肩のこり・痛み」を感じていることが読み解けます。

 

つまり、目・首・肩の負担を軽減するための対策が必要になります。

 

前回のブログでは、パソコン画面を見る時間を減らす工夫を紹介しました。

 

今回はパソコン自体に対して行う対策を紹介しますね。

 

 

4 疲労の蓄積を防ぐ3点セット

物さえそろえれば、すぐにできる対策です。

 

是非購入をご検討いただければと思います。

 

紹介している製品は、わたし自身がいろいろと試して、間違いなくおススメできるものです。

(1)  画面フィルター

(2)  外付けキーボード

(3)  パソコンスタンド

 

(1)  画面フィルター

まず、画面に対する対策をご紹介します。

 

私の使用している画面フィルターは、吸盤式装着のこちらです。

エレコム のぞき見防止 プライバシーフィルター 吸盤式 15.6インチワイド EF-PFNS156W(代引不可)【送料無料】

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ちょっと高いと感じる方も、いらっしゃるかもしれません。

 

画面は常に見ているものなので、お金をかけてもいいのかなと思います。

 

情報通信機器の画面から発される光の中で、ブルーライトがあります。

 

ブルーライトは青色領域の短波長の光で、減衰せずに網膜まで到達する刺激の強い光です。

 

このブルーライトが、概日リズム、つまり1日のリズムを刻む体内時計に影響を与える、という研究結果があるそうです。

 

体内時計が狂って、夜寝たくても寝られない、なんてことになると困りますよね。

 

そんなブルーライトの刺激から目を守るために、画面にフィルターを付けることをお勧めします。

 

フィルターを付けることで、ブルーライトを軽減することができます。

 

また、喫茶店など外でパソコンを使って、お仕事をされる方もいらっしゃると思います。

 

こんな時、見ず知らずの方にパソコンの画面を見られたくないですよね。

 

ですので、のぞき見防止付きのブルーライトカットフィルターがオススメです。

 

周りから画面を見られる心配がなくなる上に、ブルーライトもカットできて一石二鳥です。

 

 

ところで、わざわざフィルターなんてつけないで、ブルーライトカットの眼鏡をかければいいのでは?と感じる方がいらっしゃるかもしれません。

 

 

実は最近、「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」というものが出されました。

 

 

これは日本眼科学会を筆頭に、眼科に関わる6団体連名で出されている意見書です。

 

要約すると「ブルーライトは自然界に存在するものなので、眼鏡で常時カットするものではない」ということのようです。

 

大人であれば、PC等を使うときだけ眼鏡をかける、というコントロールができるかもしれません。

 

ただ、やっぱり子供は難しいですよね。

 

それがこの意見書を出した理由だと思います。

 

意見書をご覧になりたい方はこちら⇩
https://www.gankaikai.or.jp/info/20210414_bluelight.pdf

 

とはいえ大人だって、かけたり外したりするのは、ちょっと面倒ですよね。

 

ですので、私は画面にフィルターを付けて、ハード自体に対策を施すことをお勧めしています。

 


さて、実際にどのようなフィルターを付けるかです。

 

実はブルーライトをカットするものには、フィルターとフィルムの2種類があります。

 

フィルムは画面に直接貼り付けるものです。

 

スマホの画面にフィルムを貼っている方もいるかもしれません。

 

値段はフィルムの方が安いです。

 

ただ、気泡が入らないように張るのは、一苦労ですよね。

 


私は不器用なので、フィルムではなくフィルターをお勧めしています。

 


フィルターは薄い板状のものを、画面に装着することになります。

 


このフィルター、値段がピンキリなんです。

 


なぜかはわかりませんが、同じような性能表記でも、値段がピンキリなんです。

 


そこで、機能的で高コスパな製品を提供している、エレコム社やサンワサプライ社の製品の値段を参考にしてみました。

 

のぞき見防止とブルーライトカットを兼ねそろえたフィルターは、それなりのお値段で販売されています。

 


さらに吸盤式以外にも、テープ式、マグネット式という装着方法があるんですが・・・。

 


両方とも、スマートじゃないんです。

 


画面を見た時に、いかにも貼っていますみたいな感じになってしまいます。

 


テープ式を長く使っていたんですが、画面を開くたびにちょっと残念な気分になるんですよね。

 


マグネット式はパソコンの仕様によって、テープで貼る場合もあるので、結局同じです。

 


今回ご紹介した吸盤式であれば「いかにも貼ってます感」はほぼありません。

 


画面を見ても残念な気分になることなく、目の負担を減らして、快適にPC作業ができると思いますよ。

 

ノートパソコン用になりますが、各インチのリンクを添付しておきます。

 

すべて楽天市場の商品になります。

●12.5インチ用:エレコム のぞき見防止 プライバシーフィルター 吸盤式 12.5インチワイド ELECOM

●13.3インチ用:エレコム のぞき見防止 プライバシーフィルター 吸盤式 13.3インチワイド EF-PFNS133W2(代引不可)【送料無料】

●14インチ用:エレコム のぞき見防止 プライバシーフィルター 吸盤式 14インチワイド ELECOM

●15.6インチ用:エレコム のぞき見防止 プライバシーフィルター 吸盤式 15.6インチワイド EF-PFNS156W(代引不可)【送料無料】

(2)  外付けキーボード

次に外付けキーボードです。

 

私が長年使っているのはこちらです。

エレコム 有線キーボード メンブレン式 フルサイズ ブラック TK-FCM104BK メーカー在庫品

価格:1,262円 (2021/11/12 15:13時点) 感想(0件)

 

 

断言します。

 


絶対に「有線の」外付けキーボードがオススメです!

 


キーボードを打つスピードが速い方は、無線(Bluetooth)だとスピードについてきません。

 

そのたびにイライラします。

 

わざわざ外付けのキーボードを付けるのに、そんなことでストレスを抱えたくないですよね。

 

そして、もう一度断言します。

 


安い物で十分です!!

 


ノートパソコンのキーボードで作業をされている方は、外付けにすることで間違いなく「拘束性」が下がります。

 

もしこだわりがある方は、自分の好みに合うものを探していただいて結構ですが、まずは安い物で試してからで十分です。

 

拘束性を下げて、肩や腕を楽にしながらキーを打ってくださいね。


●高コスパの外付けキーボード
・テンキーあり
 カラー黒:エレコム 有線キーボード メンブレン式 フルサイズ ブラック TK-FCM104BK メーカー在庫品
 カラー白:エレコム 有線キーボード メンブレン式 フルサイズ ホワイト TK-FCM104WH メーカー在庫品
・テンキーなし
 カラー黒:エレコム 有線キーボード メンブレン式 コンパクトサイズ ブラック(TK-FCM103BK) メーカー在庫品

 (テンキーなしは黒のみのようです)

 

 

このブログを使うにあたって、キーボードについて少し調べたんですが・・・。

 

ゲーム専用のキーボードがあるんですね!

 

私はゲームをやらないので、知りませんでした。

 

家電量販店の店員さんに案内していただいたのですが、とってもワクワクしました!

 

なんと、キーボードが七色に輝いていました(^^;

 

きっとゲームに合わせて色が変わったりするんでしょうね。

 

そして、打鍵音をあえて出すように設計されているものもありました。

 

打鍵音も楽しむための設計ですね♪

 

こういうものは、仕事使いではなく、個人の楽しみで使ってくださいね。

 

職場の仲間に迷惑がかかるでしょうから・・・(^.^;

 

(3)  パソコンスタンド

最後にパソコンスタンドですが、私の使っているものはこちらです。

ARCHISS アーキス ノートパソコンスタンド[10〜16インチ] STEP STAND BY ME ブラック AS-SPBM-BK

価格:3,278円 (2021/11/12 15:26時点) 感想(1件)

作りがしっかりしており、シンプルで安定感があります。


ちょっとやそっとの振動では、びくともしません。

 

少しの振動でグラグラすると、画面を見ていてストレスになりますからね。

 

軽量タイプのスタンドは不安定なので、私はあまりお勧めしません。

 

スタンドを使うことで、姿勢が良くなり、首の負担が軽減できます。

 


ノートパソコン用のスタンドを購入する際の、注目ポイントをお伝えします。

 


パソコンの下に、空間を作れるものにしてください。

 


空間を作ることで、キーボードを収納できます。

 


すると机に作業空間が生まれるので、PC作業以外もしやすくなります。

 


そしてパソコンの冷却のためにも、その方がいいと思います。

 


デスクトップパソコンを使われている方は、いろいろな種類がありますので、ご自身で検討してみて下さい。

 

画面下に、キーボードを収納できる空間があるものがいいですよ。

 

首の負担を減らして、素敵な姿勢で作業をしてくださいね。

 

●安定感抜群のノートPCスタンドはこちら
・カラーブラック:ARCHISS アーキス ノートパソコンスタンド[10〜16インチ] STEP STAND BY ME ブラック AS-SPBM-BK
・カラーシルバー:ARCHISS アーキス ノートパソコンスタンド[10〜16インチ] STEP STAND BY ME シルバー AS-SPBM-SL

 

 

5 まとめ

今月は緑内障の検査から、目の健康を守るための、具体的な方法をお伝えしてきました。

 

情報機器が普及した今、公私ともに情報機器の画面を見ることが、どうしても多くなります。

 


楽しむ時間は画面を見ながら、思う存分楽しみましょう♪

 


その代わりに、仕事でパソコンを使う際には、可能な限り作業の負担を減らすような対策をしていただければと思います。

 


パソコンを使ってお仕事をする中で、疲れないというのは無理があります。

 


そこで今月は、作業の負担を極力減らし、少しでも疲労が蓄積しないための工夫を紹介してきました。

 

 

実は、ちょっとした工夫の積み重ねが、あとあと効いてくるんです。

 


疲労は、蓄積していくものです。

 


微差が大差になりますよ。

 


このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

 


目の健康を保って、心地よい仕事生活を送りましょう。

 

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陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。

 

在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。

 

現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。

 

『何をしてもよく眠れない』

こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りをサポートする施術

「Windship treatment®」を提供しています。

 

このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。

 

セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。

 

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最後までご覧いただきありがとうございました。感謝です。

 

 

引き続き感染対策をして、安心安全の社会を作っていきましょう。

 

 

参考資料

※1厚生労働省HP「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン

※2厚生労働省HP「平成20年技術革新と労働に関する実態調査結果

※3公益社団法人 日本眼科学会HP「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見

 

参考文献

・よくわかる最新医学 緑内障白内障 杉田美由紀著 主婦の友社 2018年

・ウルトラ図解 白内障緑内障 ビッセン‐宮島弘子監修 法研 2018年

 

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経歴・資格など
ラクゼーションセラピスト、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(心理)