自衛隊卒のセラピスト

セラピスト&自衛官の経験と共に、笑顔になる話題をお届けします。

【ブラタモリ好き必見】丹波市『水分れミュージアム』と日本の原風景

令和6年3月13日

日本一低い分水嶺がある、兵庫県丹波市氷上町石生。その特徴的な地形を学べる博物館と、思わず感嘆の声を上げてしまう原風景をご案内します。是非ご覧ください。

お疲れ様です。

 

自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。

 

ブログを読んで下さって、ありがとうございます。

 

 

3月に入って、だんだんと日が長くなっているのが感じられますね。

 

夕方の鐘の時間が、4時半から5時半に変わったのにも、だいぶ慣れてきました(^^;

 

こういうのって、最初はなんだか時間を勘違いしちゃいますよね。

 

春が待ち遠しい限りです。

 

 

さて、今月のブログのテーマは
『氷上回廊へのいざない』

 

です。

 

前回のブログでは、氷上回廊上にある兵庫県西脇市についてお伝えしました。

 

瀬戸内から日本海まで、高低差95ⅿで抜けられる氷上回廊。

 

昔は交通の要衝でした。

 

その道中にある西脇市は、播州織で栄えました。

 

ドライブにぴったりな西脇市

 

前回のブログも、是非ご覧ください。

 

 

今週のブログでは、氷上回廊の分水嶺の街、兵庫県丹波市氷上町にある、『水分れ(みわかれ)フィールドミュージアムをご案内します。

 

ブラタモリ好きにはたまらない、ワクワクの詰まった博物館です。

 

ブログの内容は以下の通りです。

1 兵庫県丹波市ってどこ?

2 いざ『水分れ』へ!

3 ブラタモリ好き必見の博物館

4 現代に残る日本の原風景

5 まとめと次回のテーマ

それでは始めていきますね!

 

 

1 兵庫県丹波市ってどこ?

まず、

 

 

丹波市ってどこ?

 

 

って感じですよね(^^;

 

丹波市の場所はコチラになります。


兵庫県丹波市

 

兵庫県の真ん中あたり、京都との県境ですね(^^;

 

 

丹波の黒豆」

 

 

って、聞いたことありませんか?

 

あの黒豆の産地が、兵庫県丹波市です。

 

近隣に丹波篠山(ささやま)市や京丹波町がありますので、混同しちゃうかもしれませんよね(^^;

 

 

その昔は、「丹波国」があったので、この近辺に”丹波”を地名に使う都市が何カ所かあります。

 

 

実はわたしが、丹波市を訪れたのは2回目。

 

 

1回目は五年ほど前でしょうか。

 

 

何となくなんですが、「丹波」という地名に惹かれて(^^;

 

 

って、普段食べていた野菜が、丹波の「耕す農場」さんの野菜だったんですよね。

 

 

それと、わたしは東洋・西洋のセラピーについて学んでいるんですが、

 

 

丹波康頼

 

 

という人物をご存じでしょうか?

 

 

この方は、いま日本に現存する日本最古の医学書である、「医心方」を編集した方です。

 

 

あ、あと、明智光秀なんかも丹波ですよね。

 

 

そんなこんなで、丹波というところに、以前から興味を持っていました。

 

 

 

 

初めて丹波に伺ったときは、電車で行きました。

 

 

尼崎駅から福知山線に乗って、篠山口駅まで。

 

 

篠山(ささやま)口からも福知山線なんですが…

 

 

 

 

 

えーっと…(^^;

 

 

 

 

 

チンチン電車みたいな感じのやつに、乗り換えました(^o^;

 

 

そして丹波市の石生(いそう)駅で降りました。

 

 

 

 

 

って、ところで篠山って、「ささやま」と読めますか?

 

わたしは読めなくて、駅員さんに

 

 

「”しのやま”に行きたいんですけど」

 

 

と、尋ねたら、

 

 

「…、あ、”ささやま”ですね!○○番線の電車に乗ってください(^^)」

 

 

こんな会話をしたのを覚えています(^^;

 

 

ま、地名あるあるですよね(^n^;

 

 

そして、石生で降りて見た丹波市の街並みが、あまりにも素敵すぎて(^^)☆

 

 

どうしても、もう一度行ってみたくて。

 

 

その時に、石生に日本一低い分水嶺があることを知りました。

 

その分水嶺が、「水分れ(みわかれ)」と呼ばれていることも、そこで知りました。

 

そして、前回は電車の時間の関係で、どうしても行けなかった

「水分れフィールドミュージアム

 

 

今回は、そのミュージアムに行くことができました♪

 

 

2 いざ『水分れ』へ!

博物館に行く前に、まずは水分れを見に行きました。

 

水分れは、日本海側と瀬戸内海側に水の通り道が分かれるところです。

 

日本海側は由良川水系太平洋側は加古川水系です。

 

氷上回廊の分水嶺の、最低標高の95ⅿの地点は「石生交差点」です。

 

ただ、石生交差点は、低いだけで水の分かれ道が見られるワケではないんです。

 

実は水分れ公園で、水の分岐点を見ることができます。

 

その分岐点を、この目で確かめに行きます(^o^)/

 

 

車を駐車場に留めて、公園へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ「水分れ」です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水分れを思う存分見学してたら、ミュージアムへ向かいます♪

 

素敵な看板が立っていました。

 

 

 

3 ブラタモリ好き必見の博物館

まず初めに、お伝えしておきたいことがあります。

 

ブログの題に「水分れミュージアム」と表記してありますが、この博物館の正式名称は、

 

『水分れフィールドミュージアム

 

です。

 

 

すみません。

 

 

題名の文字数の関係で、”フィールド”を割愛させていただきました。

 

手前勝手な都合で、本当に申し訳ありません。

 

どうかご容赦ください。

 

 

 

 

 

さて、この「水分れフィールドミュージアム

 

なんと令和3年3月にリニューアルオープンしたそうです(^^♪

 

素敵にリニューアルした、ミュージアムをご案内しますね!

 

 

綺麗にリニューアルした看板が、迎えてくれました!

 

 

ミュージアムに入ります♪

 

 

 

ミュージアムのキャッチフレーズは

「小さいけれど、学びがいっぱいの博物館」

 

です。

 

このキャッチフレーズ、本当に的を射ていると思いました!

 

小さいミュージアムの中に、たくさんの学びが詰まっています(^^)

 

 

 

 

 

無料で見られる展示もあるんですが、210円の入場料を払うと、奥の展示室に入れます。

 

行った際には、是非入って欲しいです!

 

展示室内の撮影許可をいただいたので、有料展示室の中をご紹介しますね!

 

 

これは動画資料なんですが、丹波の四季の風景が本当に素敵すぎて。

 

必ず見て欲しいです。

 

展示資料に移ります。

 

 

 

 

 

写真撮り忘れちゃって、すみません(〒_〒)

 

各地層の土が見れるなんて、ブラタモリ好きにはヨダレものですよね(^μ^)

 

 

多種多様な昆虫や動物が、生息しているそうです。

 

 

ミュージアムのスタッフの方に話を聞くと、山に入れば熊に遭遇することもあるそうです。

 

さて、有料の資料館を出て、2階に上がります。

 

 

ちょっと気になる展示がありました。

 

 

 

 

 

野生動物を餌付けしてしまうと、こういう弊害が出てしまうんですね。

 

ちなみに、自分自身に牙が刺さってしまうと、そこが化膿して死に至るそうです。

 

以前、北海道の取材のブログで、熊害(ゆうがい)についてお伝えしました。

 

やはり野生動物との境界線は、しっかりと引かないといけないと、改めて感じました。

 

 

 

地質のこと、そして自然のこと、

 

「小さいけれど、学びがいっぱい」

 

そんなキャッチフレーズ通りのミュージアムでした♪

 

 

4 現代に残る日本の原風景

皆さん、

 

「日本の原風景が見てみたい」

 

と、外国の方に言われたら、どこをおススメしますか?

 

 

わたしは即答で、この丹波市をおススメします。

 


奈良や京都ももちろん古き良き日本の風景が見れるんですが、やっぱりどこか観光地なんですよね。

 

丹波市はいわゆる”観光地”、というわけではありません。

 

ただだからこそ、本当に日本の原風景が残っていると感じます。

 

わたしは日本各地を、バイクで旅をしたことがあります。

 

もちろんすべての土地をくまなく回ったわけではありませんが、丹波市以上に日本の原風景が残っているところを、見たことはありません。

 

ドライブで丹波市に向かう途中、運転してくれている友人と2人で、

 

 

「うわぁ…」

 

 

と、思わず言葉に出してしまうほどです。

 

 

 

 

 

 

写真では、ちょっと伝わりにくいかもしれないんですが、言葉では表せない、何とも日本人の心に響く風景なんです。

 

水分れフィールドミュージアムを見終わった後、駐車場へ向かう際の風景もご覧ください。

 

 

 

こんな風に、

 

「まさに日本の原風景!」

 

と言えるシーンが、市内のいたる所にあるんです!

 

ミュージアムの係員の方に、

 

ブラタモリの撮影とか来たことないんですか?」

 

と尋ねたら、

 

「そうですね、タモリさんは来てませんが、さかなクンは来ましたよ♪」

 

と、教えて下さいました(^^)

 

なんでもこの水分れ近辺で、日本海側の淡水魚と、太平洋側の淡水魚が混生しているそうなんです。

 

川の落差がないから、ここまで来ちゃったんでしょうね。

 

わたしとしては、タモリさんに丹波市に行っていただいて、地形・地層の語りと、日本の原風景を番組にして欲しいです!

 

 

って、そうそう。

 

 

ニュースを見てたら、なんとブラタモリが年度末に終了してしまうそうです(〒n〒)

 

特番で構わないので、是非是非丹波に行ってもらいたいです!

 

よろしくお願いします<(_ _)>

 

この叫び、タモリさんに届いてくれ~…(^o^;

 

 

 

 

今回、氷上回廊の南半分をドライブしてみました。

 

率直な感想は

 

「本当にまったいら」

 

です(^^;

 

基本的に兵庫県で北に進むと、必ず上り坂があるんですが、本当に皆無でした!

 

さすがは、高低差100ⅿ未満の分水嶺がある場所です。

 

行きは国道175号、帰りは176号線を使ったんですが、とっても運転しやすいと思いました。

 

もちろん高速道路も使いましたが、そんなに混んでいるわけではありません。

 

運転初心者の方にも、おススメだと思います。

 

そしてドライブコースには、今回と前回のブログでご案内したような、素敵なスポットがあります。

 

行き当たりばったりでも、全然大丈夫です。

 

ちなみに当日は、朝の10時くらいに出発して、19時前には宝塚ICに戻ってきました。

 

日帰りドライブに、もってこいだと思います。

 

関西の方面の方は、是非是非行ってみて下さい(^^)

 

今回のドライブコース

 

 

5 まとめと次回のテーマ

今回のブログでは、氷上回廊の分水嶺にある「水分れフィールドミュージアム」についてお伝えしました。

 

地理好きには、ヨダレものの博物館です(^^)

 

そして今なお残っている、日本の原風景が見られる貴重な街「丹波市

 

本当におススメです。

 

 

『心の底から感嘆の声を上げたい』

 

 

そんな方は、是非とも兵庫県丹波市へ。

 

人の往来を支えた氷上回廊で、心に響く風景が待っています。

 

 

 

いつか氷上回廊の北側も、行ってみたいと思います♪

 

その時は、またブログでご報告しますね!

 

☆水分れフィールドミュージアムからの風景を添えて☆

 

 

次回のブログでは、去年に引き続き、ジョギングで回った兵庫県の神社をご紹介します。

 

是非ご覧ください♪

 

熊害のブログ

 

参考資料

1 丹波市HP

2 氷上回廊HP

3 丹波市観光協会

 ウィキペディアHP「丹波国

 

《※博物館の写真は許可を得て掲載しています。なお、このブログは広告目的ではなく、筆者の立ち寄った場所の感想をお伝えするものです。》

 

 

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陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。リラクゼーションセラピスト。公認心理師

 

在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。

 

現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。

 

『いくら寝ても疲れが取れない』

こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りと疲労回復をサポートする施術でお応えしています。

 

このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。

 

セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。

 

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経歴・資格など

ラクゼーションセラピスト(2級)、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)

〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕

 

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