
【令和8年5月20日】
近年の科学技術の発展に伴い、発達障害のメカニズムが少しずつ明らかになってきました。そのメカニズムをWindshipの原理で読み解きます☆是非ご覧ください。
お疲れ様です。
自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。
ブログを読んで下さって、ありがとうございます。
5月も下旬になりました。
東京ではすでに30度を超える日もあれば、寒い日もあって気温に追いつくのが大変ですね(^-^;
いやいや、衣替えしたのに勘弁してくれよと思いながらも、あまりの寒さに長袖を衣装ケースから出しました…。
風邪を引く訳にはいきませんからね…(-_-;
さて、5-6月のブログテーマは
『発達障害』
です。
前回のブログでは発達障害者を取り巻く現状と、発達障害の原因についてお伝えしました。
発達障害の認知件数が増加していること
福祉・医療分野の皆様のお陰で、障害者支援は年を追うごとにサポートが充実してきていること
ただ、発達障害の原因はまだよくわかっていないこと
そんなことをお伝えしました。
前回のブログも是非ご覧ください。
今回のブログでは、発達障害の障害の度合いを和らげる方法を、Windship®の原理に基づいてお伝えしようと思います。
Windshipの原理については、これまで何回もお伝えしてきました。
この原理は人間の本体を「神経」、神経を支える構造を「骨」、本体と構造を包む膜を「Windship®(風船)」として身体を捉えていくものです。
これに基づいて、
東洋医学と西洋医学の身体の見方
睡眠の仕組みや更年期障害
そして武術の身体操作
これまでにたくさんのブログを発信してきました。
ご納得いただけるようにお伝えしているつもりですが、中にはきっと「とんでも論」だと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、わたしがWindshipの原理を世間に公表したのには、ひとつのきっかけがあります。
それは2018年に発表された、人体最大の器官(臓器)である「間質」の発見です。
それまでは人体最大の器官は、皮膚だと考えられていました。
皮膚は体重の約16%であるのに対して、間質は約20%を占めると報告されています。
間質は体組織と体組織の「すきま」のことです。
これまで間質と呼ばれる部分が見つかっていなかったわけではなく、”器官”として捉えられてなかったそうです。
器官とは「ある働きを持つ生体組織」の集まりのことです。
肝臓や腎臓などの器官(臓器)と並列して、「間質」という何かしらの働きを持つ器官が発見されたわけです。
Windshipは、この間質とほぼイコールだと感じます。
まだ発見されて間もない「間質」ですが、きっと医学の発展によって、その特性がどんどん明らかになるはずです。
これまで感覚的に説明しているWindshipの原理が、科学的にも説明できる日が近々来るだろうと思ったんです(^^;
わたしは公認心理師ですので、心の病と言われるものについて、日ごろから情報収集するようにしています。
そして脳科学の発展により、心の病と言われるものが脳の問題であることがわかってきました。
間質は体組織と体組織のすきまであるわけですから、もちろん脳にもあります。
今回、発達障害をテーマにブログを書いていますが、これはストレスによる「脳」のダメージがどのように発生するかという問題でもあります。
そして脳へのダメージは、間質(Windship)が強く影響しているとわたしは考えています。
そのダメージの大小で、発達障害の障害度が変わってくると考えられます。
そこで今回のブログでは、近年の脳科学的な研究を踏まえながら、障害度を和らげる方法をお伝えできればと思います。
これからブログをお伝えしていきますが、大前提として科学的には、発達障害の原因は特定されていない、ということを踏まえてご覧いただければと思います。
そして今からお伝えしていく内容を、どう捉えるかは人それぞれだと思います。
「わたしの言っていることが正しい!」
なんてことを主張するつもりは、毛頭ありません(^^;
科学的ではなく、あくまで感覚的に説明していますから(^n^;
ただ、発達障害に関して何かしらのかかわりがある方の、お役に立てればと思ってお伝えしていきます。
ブログは以下の内容です。
1 IQと脳の関係
2 Windshipと発達のしくみ
3 養育環境が発達に与える影響
4 障害の度合いを和らげるために
5 まとめと次回のテーマ
それでは始めていきますね(^^)
いきなり
「IQと脳の関係」
と言われても訳が分からないですよね。
IQとは「Intelligence Quotient」の略で、知能指数のことです。
まぁ、簡単に言えばIQが高ければ知能が高い、低ければ知能が低いということです。
ま、あくまで知能を測るものですので、人間性はまた別ものなんですが(^-^;
まずはコチラの図をご覧いただこうと思います。
高IQの方と低IQの方の脳内の神経細胞の比較図です。
まずはIQの高い方

次にIQの低い方

明らかに違いますよね。
高い人は神経細胞の密度が低く、細胞間のスペースが広い。
低い人は神経細胞の密度が高く、細胞間のスペースが狭い。
こういった傾向があるそうです。
科学技術の発達で、脳内の神経細胞の状態が可視的にわかるようになったからこそ、このような事がわかるようになりました。
そしてIQが高い人の方が、脳の活動の度合いが低いことがわかっているそうです。
図を見ると、IQの高い人の方が脳の神経細胞の密度が低い、つまり神経細胞間のスペースが広い方が、効率よく脳を使えるということです。
で?
と、思いますよね(^-^;
発達障害の原因はよくわかっていないと初めにお伝えしましたが、
「遺伝や脳の過成長、先天的な機能障害などで、脳の神経回路の情報伝達に何らかの障害があると発症する」
と言われています。
わたしはこの図を見た時に、
”脳の神経回路の情報伝達に何らかの障害がある”
という部分に引っかかりを感じました。
脳内の神経細胞は、電気信号で情報伝達を行っているからです。
ここからは少し理系チックな話になってしまうんですが、2つの状態を比較したときに1つの仮説を立てることができます。
それは、脳内の神経細胞間のスペースが狭い場合、
「電気信号から発生する電場が干渉して、情報伝達が阻害されている」
という仮説です。
これは電気通信インフラ関係のお仕事をされている方は、すぐにご理解いただけると思います。
ただ、そうでない方はイメージしずらいですよね(^-^;
ですので電場ではなく、「音場」で説明しようと思います。
例えば喫茶店で、会話をしているとします。
ま、普通の音量で話していれば問題ないですよね。

ただ、隣の方が近いと途端に会話がしにくくなりますよね。

そして、どこかのテーブルの方が大きな声で話すと、会話は極端にしにくくなります。

つまり、隣どうしの会話が、お互いに干渉してしまうわけです。
負けじと大きな声を出そうとする方もいるかもしれませんし、顔を近づけて話す方、中には場の空気が乱れたと感じて、退席する方もいるかもしれません。
これが音場が乱れた時に起こることです。
きっと経験がある方はいらっしゃると思います。
この喫茶店を脳内に、会話内容を情報伝達、音を電気信号に置き換えると、イメージしやすいと思います。
ただ、喫茶店の例えでは対策はありましたが、脳内ではそうはいきません。
スペースは限られていますので、電気信号が流れにくいからといってより強い信号を送れば、より一層、周りの電気信号に干渉します。
干渉すれば、信号が上手く伝わらなくなります。
そしてうまく伝わらなくなるので、より強い電気信号を送ろうとする。
こんな負のスパイラルに陥ってしまうわけです。
つまり、IQの低い方の脳の神経細胞は、物理的に効率の悪い状態ということだと推察されます。
これがわたしの仮説です。
この仮説をマイクロソフトのAIチャットボットサービス「Copilot」に読み込んでみたら、、、
わたしの仮説と同じような、『エファプティック伝導』という現象が実際にあるそうです。
脳内でエファプティック伝導が起こっているかはわかりませんが、現象としては存在するようです。
さて、これをふまえてWindshipの原理についてお伝えしたいと思います。
わたしは『Windship®の原理』という、身体のしくみに関する原理を提唱しています。
『Windshipの原理』では、
人間の本体を”神経”
その神経を構造で支えるのが”骨”
そしてそれを何層にも覆っている膜を”Windship”
と定義し、人体はこの3つの構成要素を元に成り立っている、と考える原理です。
Windshipとは、
Wind⇒風
ship⇒船
で、風船ということです。
身体を、
「風船のような膜が何層にも重なっているもの」
と捉える原理です。
わたしは「なぜかよく眠れない」という方のために、施術を提供するセラピストでもあります。
西洋医学的な観点、東洋医学的な観点、その双方から身体のしくみを探求した時に、この原理を提唱するに至りました。
現代の科学では、
「人間は細胞分裂によって発達していく」
という考え方です。
これはもちろん正しいんですが、Windshipの原理では
「人間は風船が膨らみながら発達していく」
と捉えています。



この現象を捉えた時に、細胞分裂という概念がない場合には
「風船が膨らむようだ」
と感じるはずです。
こんな感じですね。

そして、人間の本体は”神経”であると捉えています。

その本体は風船に根を張るように発達します。

それに伴って、脳も風船が膨らむように発達します。
脳が膨らみやすいように、乳児の頭蓋骨は大人の様にはつながっていません。
これは子育てをしたことのある方はご存じだと思います。
そして発達障害に関することをお伝えする上で、承知しておいてもらいたいのは、
Windship(人間を覆う風船)は、
快を感じると緩む
不快を感じると縮む
という性質があることです。
以上3点、
・風船が膨らむように発達する
・神経は風船に根を張るように発達する
・Windshipの性質
を踏まえて、養育環境が発達に与える影響をお伝えします。
乳幼児、児童は大人になるために、どんどん成長します。
つまり発達しているということですね。

このように、本体の神経が根を張りやすいように、風船が膨らむように大きくなっていきます。
それが仮にこういう養育環境だったとしましょう。

すると身体の内部で一体何が起こるのか。
Windshipは不快を感じると縮むという性質があります。
Windshipが縮むと、本体である神経が根を張る方向とは、逆方向の力が働くことになります。

図のように神経が圧迫されるわけです。
その圧力の逃げ道はどこになるのか…。
それは頭蓋骨で囲われている『脳』になります。

つまり、不適切な養育環境のときには
Windshipが縮む
⇩
神経が圧迫される
⇩
脳が圧迫される
という作用が働きます。
脳が圧迫されると、どうなるのか。
それは初めにお伝えした「IQ」の低い方の脳と同じようになるということです。

こうなると、神経細胞の情報伝達が阻害されてしまいます。
発達障害は
『脳の神経回路の情報伝達に何らかの障害があると発症する』
と言われています。
つまり、ストレスのある養育環境で乳幼児・児童を育てると、Windshipが縮み、脳が圧迫され、神経の情報伝達が阻害され、発達障害の度合いが増すことにつながります。
これがWindshipの原理から見た、養育環境による発達障害の障害度が変わるメカニズムになります。
メカニズムがわかれば、その対策方法も見つかります。
つまり発達障害の障害度を和らげるためには、
”Windshipが縮まないようにすること”
が重要になります。
実は以前のブログで、その方法の内の1つをご提案しています。
それはスッキリオアシスでご提案している
『Treatment with Baby』
です。
ベビーマッサージを通して、保護者の方をケアするメソッドです。
ブログ内で発達障害については全く触れていませんが、実は障害度を和らげる方法としてご提案した部分もあるんです。
ちょうど4年前の5月に書いたブログですが、当時は発達障害についてご説明できる資料を探しきれていなくて…。
あれから4年経って、脳内の神経細胞の状態が可視的にわかる資料が見つかったので、発達障害について書くことにしました。
『Treatment with Baby』のイメージはこんな感じです。


乳幼児に対して
「生まれてきてくれてありがとう」という感謝のコミュニケーションをとり
「風船に触れるようなイメージ」で優しいタッチで触れ
「暑さ寒さを避け衛生的な環境」で育児をする
こうすることで乳幼児は安心し、情緒が穏やかになり子育てがしやすくなるというメソッドです。
心理的にも物理的にも、”あたたかくなるように”乳幼児に接することがポイントです。
そしてこれは児童期においても同じです。
”あたたかい気持ちになる”
こんな風に子供に接すればいいと思います。
そして行動に対して注意するときも
「お互いにあたたかい気持ちになるか」
ということを基準にして教えていくといいと思います。
もちろん子育ては大変なので、万事において、そうはできないこともあると思います。
人間は完璧ではありませんから。
ただ、その根っこに「あたたかい気持ちを保つ」というマインドセットがあれば、立ち返ることができます。
そしてあたたかい気持ちになるために、一番やりやすい方法が「感謝」です。
感謝のコミュニケーションをとって、あたたかい気持ちで子育てをしていただければと思います。
ご興味のある方は、過去のブログをご覧いただければと思います。
そして前回のブログで、発達障碍児の支援に対しては「保護者の方への支援が欠かせない」とお伝えしました。
”障害児をわが子に持つ”
この現実に対して、保護者の方は様々な社会的ストレスにさらされます。
発達障害に関しては、「保護者の育て方が悪いから発達障害になる」というような偏見の目で見られることがあります。
アメリカの話ではありますが、自閉症の子供を持つ保護者の方が「冷蔵庫マザー」という社会的偏見の目にさらされていたこともあったそうです。
発達障害の原因ははっきりとわかっていませし、育て方が悪いから、発達障害になる訳ではありません。
脳に先天的な発達の異常があったり、乳児期の病気などにより後天的に発達の異常があった場合に、発達障害になってしまうようです。
そして今回のブログで、Windshipを縮めるような養育環境におかれると、その障害度が増してしまうメカニズムをお伝えしました。
これはつまりどういうことか。
それは発達障害者に対する偏見が、Windshipを縮める要因となり、障害度に影響を与えているということです。
『発達障害は言い訳』
『発達障害児は迷惑な人』
『そんな子供に育てた親が悪い』
こんな風な偏見を持って障害者に接する人々が、発達障害者の障害度に悪影響を与えているということです。
障害というものは、実際に関わってみないと分からないことがたくさんあります。
ですので、こういった偏見を持ってしまう気持ちも分からなくはありません。
ただ発達障害を含め、障害者に関わらずに済んでいるのは、ただの運だと思います。
運よく自分が障害者ではなかっただけですし、運よくそういった方に関わらずに済んでいる。
その運をもとにして、障害者に対して偏見を持ったり、冷蔵庫のような冷たい視線を送るのは理不尽だと感じます。
そして、その理不尽がWindshipを縮める要因になる訳です。
Windshipが縮めば発達障害の障害度は重くなり、本人はおろかそれに携わる方も辛い思いをすることになります。
そんな悪循環を食い止めるためにも、どうか障害者と障害に関わる方々に対して、あたたかい視線を送っていただければ幸いです。
今回のブログでは、発達障害の障害度が増すメカニズムについてお伝えしました。
脳内の神経細胞の密度
神経伝達における電場の干渉
そして障害度が増すメカニズム
こんなことをお伝えしました。
そして障害度を和らげる方法もお伝えしました。
あたたかい気持ちで障害児に接することが大切なんでしたね。
このブログが、発達障害に関わる方のご参考になれば幸いです。
もしかしたらこのブログを読んで、
「発達障害児を育てたことがないあなたに何がわかるんだ」
と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにその通りです。
わたしは発達障害児を育てたことはありません。
ただ、わたしは大学時代に人間工学を学びました。
この学問を選んだのは、障害者が生活しやすいように物や環境を設計する方法を学ぶためでした。
友人の影響もあって、学生時代には障害者のボランティアに参加しました。
そして安積遊歩(あさかゆうほ)先生の著作を中心に障害者に関する様々な書籍を読み、障害者の赤裸々な体験談や、障害児の保護者の方の体験談を学びました。
そういったバックグラウンドがあって、このブログをお伝えしていることをご承知いただければと思います。
今回は発達障害をテーマにする上で、あらためて様々な文献にあたりました。
その中で、少し気になる情報を知ることになりました。
それは犯罪的な方法で養育すると、発達障害と同様な症状を呈するということです。
次回のブログは「児童虐待と発達障害」をテーマにお伝えします。
更新は6月10日(水)の予定です。
是非ご覧ください。
【令和8年6月10日】
ブログの趣旨から外れた誤解を生む表現がありましたので、ブログ内の表現を修正しました。
【参考文献】
1 脳を司る「脳」 毛内拡著 ㈱講談社 2020年12月
2 今と未来がわかる 脳と心 毛内拡著 ㈱ナツメ社 2022年11月
3 発達障害支援の基本 内山登紀夫著 ㈱日本評論社 2025年12月
4 貧困と脳 鈴木大介著 ㈱幻冬舎 2024年11月
5 「心の病」がみえる脳科学講義 加藤忠史著 ㈱翔泳社 2025年11月
6 「心の病」の脳科学 林(髙木)朗子・加藤忠史編 ㈱講談社 2023年3月第4刷
7 発達障害の素顔 山口真美著 ㈱講談社 2016年2月
【参考資料】
Copilotとの対話キーワード
「神経細胞」「電場」「磁場」「干渉」「エファプティック伝導」「伝導速度」
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陸上自衛隊に約15年勤務。レンジャー隊員。公認心理師。産業カウンセラー。
在職時は、年200件以上の面談に対応するカウンセラーの任務を行うと共に、隊員に対して「災害派遣の心構え」を教育をしていました。
そんな自衛隊での教育や、自身の災害派遣の経験をアレンジして、現在は「災害の心の準備」をお伝えする研修講師。
『どんな災害も乗り越える』
そのマインドセットを”自衛隊式”でレクチャーしています。
このブログでは、防災のこと、身心の健康、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
自衛隊での経験やセラピストとして学んだことが、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、リラクゼーションセラピスト(1級)、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)
〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕
【前回のブログ】