お疲れ様です。
自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。
ブログを読んで下さって、ありがとうございます。
3月に入って、だんだんと日が長くなっているのが感じられますね。
夕方の鐘の時間が、4時半から5時半に変わったのにも、だいぶ慣れてきました(^^;
こういうのって、最初はなんだか時間を勘違いしちゃいますよね。
春が待ち遠しい限りです。
さて、今月のブログのテーマは
『氷上回廊へのいざない』
です。
前回のブログでは、氷上回廊上にある「兵庫県西脇市」についてお伝えしました。
瀬戸内から日本海まで、高低差95ⅿで抜けられる氷上回廊。
昔は交通の要衝でした。
ドライブにぴったりな西脇市。
前回のブログも、是非ご覧ください。
今週のブログでは、氷上回廊の分水嶺の街、兵庫県丹波市氷上町にある、『水分れ(みわかれ)フィールドミュージアム』をご案内します。
ブラタモリ好きにはたまらない、ワクワクの詰まった博物館です。
ブログの内容は以下の通りです。
それでは始めていきますね!
まず、
丹波市ってどこ?
って感じですよね(^^;
丹波市の場所はコチラになります。
兵庫県の真ん中あたり、京都との県境ですね(^^;
「丹波の黒豆」
って、聞いたことありませんか?
近隣に丹波篠山(ささやま)市や京丹波町がありますので、混同しちゃうかもしれませんよね(^^;
その昔は、「丹波国」があったので、この近辺に”丹波”を地名に使う都市が何カ所かあります。
実はわたしが、丹波市を訪れたのは2回目。
1回目は五年ほど前でしょうか。
何となくなんですが、「丹波」という地名に惹かれて(^^;
って、普段食べていた野菜が、丹波の「耕す農場」さんの野菜だったんですよね。
それと、わたしは東洋・西洋のセラピーについて学んでいるんですが、
「丹波康頼」
という人物をご存じでしょうか?
この方は、いま日本に現存する日本最古の医学書である、「医心方」を編集した方です。
そんなこんなで、丹波というところに、以前から興味を持っていました。
初めて丹波に伺ったときは、電車で行きました。
篠山(ささやま)口からも福知山線なんですが…
えーっと…(^^;
チンチン電車みたいな感じのやつに、乗り換えました(^o^;
そして丹波市の石生(いそう)駅で降りました。
って、ところで篠山って、「ささやま」と読めますか?
わたしは読めなくて、駅員さんに
「”しのやま”に行きたいんですけど」
と、尋ねたら、
「…、あ、”ささやま”ですね!○○番線の電車に乗ってください(^^)」
こんな会話をしたのを覚えています(^^;
ま、地名あるあるですよね(^n^;
そして、石生で降りて見た丹波市の街並みが、あまりにも素敵すぎて(^^)☆
どうしても、もう一度行ってみたくて。
その時に、石生に日本一低い分水嶺があることを知りました。
その分水嶺が、「水分れ(みわかれ)」と呼ばれていることも、そこで知りました。
そして、前回は電車の時間の関係で、どうしても行けなかった
「水分れフィールドミュージアム」
今回は、そのミュージアムに行くことができました♪
2 いざ『水分れ』へ!
博物館に行く前に、まずは水分れを見に行きました。
水分れは、日本海側と瀬戸内海側に水の通り道が分かれるところです。
氷上回廊の分水嶺の、最低標高の95ⅿの地点は「石生交差点」です。
ただ、石生交差点は、低いだけで水の分かれ道が見られるワケではないんです。
実は水分れ公園で、水の分岐点を見ることができます。
その分岐点を、この目で確かめに行きます(^o^)/
車を駐車場に留めて、公園へ向かいます。
いよいよ「水分れ」です!
水分れを思う存分見学してたら、ミュージアムへ向かいます♪
素敵な看板が立っていました。
3 ブラタモリ好き必見の博物館
まず初めに、お伝えしておきたいことがあります。
ブログの題に「水分れミュージアム」と表記してありますが、この博物館の正式名称は、
『水分れフィールドミュージアム』
です。
すみません。
題名の文字数の関係で、”フィールド”を割愛させていただきました。
手前勝手な都合で、本当に申し訳ありません。
どうかご容赦ください。
さて、この「水分れフィールドミュージアム」
なんと令和3年3月にリニューアルオープンしたそうです(^^♪
素敵にリニューアルした、ミュージアムをご案内しますね!
綺麗にリニューアルした看板が、迎えてくれました!
ミュージアムに入ります♪
ミュージアムのキャッチフレーズは
「小さいけれど、学びがいっぱいの博物館」
です。
このキャッチフレーズ、本当に的を射ていると思いました!
小さいミュージアムの中に、たくさんの学びが詰まっています(^^)
無料で見られる展示もあるんですが、210円の入場料を払うと、奥の展示室に入れます。
行った際には、是非入って欲しいです!
展示室内の撮影許可をいただいたので、有料展示室の中をご紹介しますね!
これは動画資料なんですが、丹波の四季の風景が本当に素敵すぎて。
必ず見て欲しいです。
展示資料に移ります。
写真撮り忘れちゃって、すみません(〒_〒)
各地層の土が見れるなんて、ブラタモリ好きにはヨダレものですよね(^μ^)
多種多様な昆虫や動物が、生息しているそうです。
ミュージアムのスタッフの方に話を聞くと、山に入れば熊に遭遇することもあるそうです。
さて、有料の資料館を出て、2階に上がります。
ちょっと気になる展示がありました。
野生動物を餌付けしてしまうと、こういう弊害が出てしまうんですね。
ちなみに、自分自身に牙が刺さってしまうと、そこが化膿して死に至るそうです。
以前、北海道の取材のブログで、熊害(ゆうがい)についてお伝えしました。
やはり野生動物との境界線は、しっかりと引かないといけないと、改めて感じました。
地質のこと、そして自然のこと、
「小さいけれど、学びがいっぱい」
そんなキャッチフレーズ通りのミュージアムでした♪
4 現代に残る日本の原風景
皆さん、
「日本の原風景が見てみたい」
と、外国の方に言われたら、どこをおススメしますか?
わたしは即答で、この丹波市をおススメします。
奈良や京都ももちろん古き良き日本の風景が見れるんですが、やっぱりどこか観光地なんですよね。
丹波市はいわゆる”観光地”、というわけではありません。
ただだからこそ、本当に日本の原風景が残っていると感じます。
わたしは日本各地を、バイクで旅をしたことがあります。
もちろんすべての土地をくまなく回ったわけではありませんが、丹波市以上に日本の原風景が残っているところを、見たことはありません。
ドライブで丹波市に向かう途中、運転してくれている友人と2人で、
「うわぁ…」
と、思わず言葉に出してしまうほどです。
写真では、ちょっと伝わりにくいかもしれないんですが、言葉では表せない、何とも日本人の心に響く風景なんです。
水分れフィールドミュージアムを見終わった後、駐車場へ向かう際の風景もご覧ください。
こんな風に、
「まさに日本の原風景!」
と言えるシーンが、市内のいたる所にあるんです!
ミュージアムの係員の方に、
「ブラタモリの撮影とか来たことないんですか?」
と尋ねたら、
「そうですね、タモリさんは来てませんが、さかなクンは来ましたよ♪」
と、教えて下さいました(^^)
なんでもこの水分れ近辺で、日本海側の淡水魚と、太平洋側の淡水魚が混生しているそうなんです。
川の落差がないから、ここまで来ちゃったんでしょうね。
わたしとしては、タモリさんに丹波市に行っていただいて、地形・地層の語りと、日本の原風景を番組にして欲しいです!
って、そうそう。
ニュースを見てたら、なんとブラタモリが年度末に終了してしまうそうです(〒n〒)
特番で構わないので、是非是非丹波に行ってもらいたいです!
よろしくお願いします<(_ _)>
この叫び、タモリさんに届いてくれ~…(^o^;
今回、氷上回廊の南半分をドライブしてみました。
率直な感想は
「本当にまったいら」
です(^^;
基本的に兵庫県で北に進むと、必ず上り坂があるんですが、本当に皆無でした!
さすがは、高低差100ⅿ未満の分水嶺がある場所です。
行きは国道175号、帰りは176号線を使ったんですが、とっても運転しやすいと思いました。
もちろん高速道路も使いましたが、そんなに混んでいるわけではありません。
運転初心者の方にも、おススメだと思います。
そしてドライブコースには、今回と前回のブログでご案内したような、素敵なスポットがあります。
行き当たりばったりでも、全然大丈夫です。
ちなみに当日は、朝の10時くらいに出発して、19時前には宝塚ICに戻ってきました。
日帰りドライブに、もってこいだと思います。
関西の方面の方は、是非是非行ってみて下さい(^^)
【今回のドライブコース】
5 まとめと次回のテーマ
今回のブログでは、氷上回廊の分水嶺にある「水分れフィールドミュージアム」についてお伝えしました。
地理好きには、ヨダレものの博物館です(^^)
そして今なお残っている、日本の原風景が見られる貴重な街「丹波市」
本当におススメです。
『心の底から感嘆の声を上げたい』
人の往来を支えた氷上回廊で、心に響く風景が待っています。
いつか氷上回廊の北側も、行ってみたいと思います♪
その時は、またブログでご報告しますね!
☆水分れフィールドミュージアムからの風景を添えて☆
次回のブログでは、去年に引き続き、ジョギングで回った兵庫県の神社をご紹介します。
是非ご覧ください♪
【熊害のブログ】
【参考資料】
1 丹波市HP
2 氷上回廊HP
《※博物館の写真は許可を得て掲載しています。なお、このブログは広告目的ではなく、筆者の立ち寄った場所の感想をお伝えするものです。》
陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。リラクゼーションセラピスト。公認心理師。
在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。
現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。
『いくら寝ても疲れが取れない』
こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りと疲労回復をサポートする施術でお応えしています。
このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
リラクゼーションセラピスト(2級)、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)
〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕
【前回のブログ】