お疲れ様です。
自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。
ブログを読んで下さって、ありがとうございます。
十月も中旬に入りました。
夏の暑さは無くなり、秋の空気に包まれてきましたね。
ようやく過ごしやすい季節になってくれて、ホッとしているのはわたしだけでしょうか(^^;
さて、今月のブログテーマは
『Re:中山道を駆ける旅!』
です。
8月にお届けしようと思っていた中山道の旅ですが、あまりのボリュームに断念(^n^;
更新日の水曜が5回ある、10月にお伝えすることにしました。
ただ、、、
すみません(^^;
ちょっと定期更新できていなくて申し訳ないです(^o^;
こんな時もあります(^^;
ちょっと不定期になってしまいますが、お付き合いいただければと思います。
今回のブログでは、中山道の木曽福島宿からアクセスした御嶽山登山についてお伝えします。
初めて登った3000ⅿ超の山。
普段登山しないわたしにとっては、ちょっと恐怖体験でした(^n^;
ブログは以下の内容です。
それでは始めていきますね。
「木曽福島」
そう言われても、どこかわからない方もいらっしゃると思います。
まずは、木曽福島の場所をお伝えしますね。。
えー、、、
地図だけ見ても、
どこ?
って感じる方もいますかね(^^;
本州のど真ん中って感じかもしれません。
中山道の宿場町。
木曽福島に到着したのは、12時半。
本当だったら、お昼に食べたお蕎麦屋さんを紹介したかったんですが…、
うっかり写真のデータを消去してしまったみたいで…(ToT)
信州木曽路のお蕎麦、「くるまや」さんでいただきました。
【くるまや】
太めの麺で、食べ応えがありましたよ♬
さてさて御嶽山登山ですが、木曽福島から公共交通機関を利用すると、二つのルートがあるようです。
1つは今回わたしが利用した、田の原自然公園(7合目)の王滝口から登るルート。
もう1つは御岳ロープウェイを使って登れる、黒沢口。
平日登るのであれば、御岳ロープウェイにバスで向かった方がいいかもしれません。
田の原自然公園までのバスは、平日は限られた期間しか運行していないからです。
ただ、頂上までの距離を短くしたいという方は、王滝口からの方がいいようです。
わたしの場合は、先月のブログでご紹介した通り、王滝村役場での取材があったので…(^^;
今回は王滝口から登山しました。
どちらから登っても、楽しめると思います。
そんな御嶽山ですが、その歴史はとっても古いんです!
今でも信仰のため、白装束の方や「講」の羽織をはおった方が登山されています。
信仰登拝の歴史は、702(大宝2)年、役小角の開山に始まると言われているそうです。
えーっと…(^^;
702年は飛鳥時代です(^n^;
1300年以上の歴史があるんですね!!
そして江戸時代末期までは一部の武家のみにしか登拝は許されず、しかも百日間の”重潔斎”という修行をクリアした者に限られていたそうです。
一般に登拝されるようになったのは、
「1785(天明5)年、覚明行者の黒沢口開山」
「1792(寛政4)年、普寛行者の王滝口開山」
からで、”軽潔斎”での登拝が許されたそうです。
それと明治9年までは、女人禁制だったようです(^^;
そんな信仰の山なので、御嶽神社が麓から山頂までたくさんあります。
そんな方にも御嶽山の登山はおススメです。
そして王滝村の名前の由来にも、信仰の山の麓ならではの由来があります。
平安の昔、ときの後白河法皇が急病になられたとき、近侍の人々が病気平療を御嶽山に祈願され、しばらくして全快されたそうです。
その折、麓の村へ後世に残る証として、法皇の「皇」の字から「王」の文字をとり、王滝村とすることを許された。
こんな伝説があるそうです。
って、つまり王滝村は少なくとも、平安時代からあるってことですよね…(^o^;
イヤイヤ(^^;
どんだけ歴史古いの!?っという感じですが、そんな歴史ある御嶽山の登山道をご案内しますね♬
3 いざ!御嶽山登山道♬
それでは早速、王滝口からの登山道をご案内していきます。
ちょっと写真多めなので、3つのテーマに分けてお伝えしていきます。
(1) 迷わないけど険しい!
(2) 頂上は…ちょっと恐い
(3) 登らなくても絶景「展望台」
ではでは行ってみましょう☆
王滝村に前泊して、王滝バス停から上がっていきます。
夏真っ盛りの8月だったんですが、暑さは東京都変わりませんでした(^^;
田の原までは、公共バスを利用して上がりました。
バスに乗って、出発です♬
えー。
田の原に到着したんですが…。
曇ってて、周りのどこに山があるか全くわからなかったんです(^^;
わたしはトレイルランニングはするんですが、登山はしません。
今回の装備もトレラン装備にプラスアルファした、必要最低限の装備です。
荒天の際は、ビジターセンターの「やまテラス」だけ見学して帰るつもりでした。
っていうか、3000mなんて登ったことないので、ホント正直にぶっちゃけると、そこまで登りたいわけじゃなかったんですよね…(^^;
先月のブログでお伝えした通り、噴火から10年後の御嶽山の今を取材するために登るわけです。
心の中で、
「あ、曇ってるしもしかしたら雨降るかもしれないし、危ないし止めておこうかな…」
なんて思いながら、田の原を無意味にブラブラしてたんでですが…
晴れてきちゃいました(^n^;
わたし、無駄に晴れ男なんですよね(^o^;
もう言い訳できないので、鳥居で一礼して出発です(^_^;
外国の方とすれ違ったんで、
「Thank you for coming Japan!」
って声を駆けたら
「Yes! Off course♪」
と応えてくれました(^^)
わたしのカタカナ英語、通じた!!
御嶽山の最高標高点、剣が峰に到着しました!
えー、、、
初めて3000m超の山に登った、率直な感想をお伝えすると、、、
怖えぇ!
え?
レンジャーが何言ってんのって!?
イヤイヤ、レンジャーってこんな周りからバレバレの場所は、基本的には通らないんです(^^;
まぁもちろん危ない場所も歩いたりしたんですが、こんな高い山はさすがに…ね(^^;
周りが雲で隠れてても怖かったんで、景色良かったらもっと怖かったろうなって思います(^n^;
ま、わたし遊園地でも絶叫系の乗り物とか苦手なんで(^^;
もしかしたら3000ⅿ超の山を登るのは、これが最初で最後かもしれません(^ⅿ^;
疲れる上に、怖いって…(^^;
たぶん登山が好きな方は、達成感だったりがあって気持ちいいんでしょうけど、わたしはそういう気持ちにはなりませんでした。
兎にも角にも早く下りたい!
しかも御嶽山は活火山なので、硫黄の香りがするんですよね。
わたし、硫黄臭苦手で(^n^;
曇ってて、なかなかいい写真が撮れなくて、仕方なく30~40分剣が峰にいたんですが、、、
雲晴れてくれ!
と、何度願ったことか!!
ある程度写真撮れたら、ソッコー下り始めました(^n^;
ところで皆さん。
ちょっと注意喚起で、登山って下りの方が危ないんです。
下りはくれぐれも注意してくださいね!
で、わたしはどうやって下ったかというと、ほぼしゃがんで地面に手を付きながら下りました。
カッコ悪いんですが、こうすると早く下れるし落石も起こさないんです。
ま、体力的にはだいぶキツイんですけどね(^^;
ある程度体力がないと、この下り方は難しいと思います。
今では登山をする際、トレッキングポールは欠かせないアイテムになっています。
ただ、御嶽山の様な足場の際には、浮石に杖を突いてしまったりすると、バランスを崩して結構危ないんですよね。
ちなみにトレッキングポールがあった方が、腰は圧倒的に楽です(^^)
そして、スマートに見えますよね(^^)
わたしはスマートさを捨てて、スピードをとりました(^_^;
わたしみたいに高山が苦手という方に是非ともお勧めなのが、田の原天然公園
内にある展望台です。
木曽福島駅でゲットした観光マップには
「登山口→田の原大黒天→田の原遥拝所→展望台→登山口」
なんてコースが案内されています。
1周約1.5㎞。
これで十分、御嶽山を楽しめます♬
『山は拝むもの』
という方におススメです(^^)
標高2200ⅿまで車で行けちゃう山なんて、そうそうないですからね!
あ、ちなみにわたしはオガム派です(^^;
雨にも降られず、強風にも当たられず、無事に下山することができました。
御嶽山に感謝ですね。
ありがとうございました。
15時45分発のバスで、麓へ出発しました。
4 お世話になった宿「常八」
今回の取材で、王滝村に2泊しました。
お世話になった宿は「常八(つねはち)」さんです。
わたし宿泊施設に詳しくなくて、なんて表現していいのかわからないんですが、、、。
古民家をリノベーションして、宿にしているといえばイメージが付きますでしょうか。
ドミトリーみたいに相部屋になることはないです。
今回食事は、共用スペースでいただきました。
常八さんに泊まって本当に良かったと思ったのは、なんといっても食事です。
2泊3日、朝食夕食をそれぞれ2回いただきました。
旅館の食事って、おもてなしの意味もあるので、どうしてもボリューミーになってしまいますよね(^^;
それはそれでとってもありがたいんですが、食べ疲れしてしまう場合もあったりします。
常八さんは、そんな心配は全くいりません。
自家栽培の野菜や獲れたての卵を、若女将さんが見事に調理して、身体にも心にも優しい料理に仕上げてくれます。
さらにビール好きのわたしにはたまらなかったのが、常八さんではクラフトビールが飲めるんです(^o^)/
ビールを飲みながら、オーナーさんとだいぶ話し込んじゃいました(^n^;
オーナーさん、大変ご迷惑をおかけしました(^^;
2泊とも朝までグッスリでした(^^)
リーズナブルに
優しい食事で
身心ともに癒したい
そんな方は、是非常八さんへ。
オーナーと若女将さんが、穏やかな優しい笑顔で迎えてくれますよ。
【常八(つねはち)】
5 まとめと次回のテーマ
今回のブログでは、御嶽山の登山についてお伝えしました。
近隣の県の方であれば、日帰りで3000ⅿの登山ができちゃう山。
そして、登山をしなくても、絶景を眺めることができる展望台もご紹介しました。
登っても登らなくても絶景を楽しめる『御嶽山王滝口』
今のシーズンなら、紅葉も楽しめると思いますので、是非行ってみて下さい♬
ちょっと余談ですが、御嶽山はトレイルランニングが盛んな場所でもあります。
わたしがよくトレイルランをしていた15年ほど前の話なんですが、「おんたけウルトラトレイル」という国内最長クラスの100キロの大会が開催されていました。
さらに最近は、100マイル(160キロ)のコースも用意されているみたいです(^^;
どんだけ走るんじゃーい!
発狂しますね(^n^;
奥駆道の前哨戦に、おんたけウルトラトレイル走りに行こうかな(^^;
その時には、間違いなく常八さんにお世話になろうと思います(^^)♪
次回のブログでは、歴史の色を色濃く残す宿場町『奈良井宿』をご紹介します♬
是非ご覧ください。
【参考資料】
陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。リラクゼーションセラピスト。公認心理師。
在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。
現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。
『いくら寝ても疲れが取れない』
こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りと疲労回復をサポートする施術でお応えしています。
このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
リラクゼーションセラピスト(2級)、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)
〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕
【前回のブログ】