【令和6年6月12日】
江戸時代の郵便屋さん『飛脚』。日に150km運んだとも言われています。その食事は一日に2回の玄米の乾飯(ほしいい)と漬物程度。その食事を真似した感想をお伝えします♬是非ご覧ください。
お疲れ様です。
自衛隊卒のセラピストの岡田 凰里(おかだ おうり)です。
ブログを読んで下さって、ありがとうございます。
東京では涼しい日が、数日続いています。
こんな日が続いてほしいものですが、そうはいきませんよね(^^;
日中と朝晩の寒暖の差が激しいので、体調には気を付けたいと思います。
さて、今月のブログのテーマは
『The Way Of 奥駆道(おくがけみち)』
です。
前回のブログでは、奥駆道についてご説明しました。
和歌山県新宮から奈良県吉野にまたがる、修験道の山道であること
1300年の歴史があり、世界遺産に登録されていること
険阻な山道が、170km続いていること
そんな山道に、どのようなプランで挑戦するかもご紹介しました。
是非前回のブログもご覧ください。
今回のブログでは、そんな奥駆道を走り切るための食事についてご紹介したいと思います。
皆さん、『飛脚』ってご存じですよね?
そうです。
江戸時代の郵便屋さんとして活躍した、あの飛脚です。
わたしは日本古来の身体操作を調べて、ブログでも発信しています。
そうすると飛脚の情報に、たどり着くことが多いんです。
1日150km運ぶこともあったとか、
食事は粗食で玄米とお漬物くらいだったとか、
今ほど整備されていない道を、素早く走っていたとか、
170Kmの奥駆道を走ろうとしているわたしにとって、参考にしない手はないわけです(^o^)
そこで今回は特に、飛脚の食事について焦点を当ててみようと思います。
170kmを走り切るために、去年末から変えた食事についてお伝えします。
ブログは以下の内容です。
それでは始めていきますね。
1 飛脚の走行能力
今はウェブが発達していますので、飛脚の走行能力と検索すれば、いくらでも情報が出てきます。
その中で信頼できる情報を探さなければいけないんですが、やっぱりこういう時は公的機関のウェブサイトが一番頼りになります。
『江戸時代、今の郵便や電話の役目をしていたのが飛脚です。
幕府は、各宿場に飛脚を置いて、公用の手紙や荷物をリレーしながら目的地まで届けました。
江戸から京都までは約492km、普通、歩くと2週間ほどかかりますが、飛脚はわずか3~4日で走ったのです。』
(『』内、参考資料1から引用)
丸3日で492km走る計算をするとなると、リレー形式とはいえ、1日164km運んだ走った計算になります!
郵便物をもって、
舗装されていない道を草鞋で走り、
それを仕事として毎日やっていたわけです。
こういった方の食事を、参考にしない手はないわけです(^^)b
2 飛脚の食事
飛脚の食事を検索すると、「玄米の乾飯(ほしいい)と漬物を食べていた」と出てきます。
さらに「粗食だった」とも出てきます。
そして明治時代にはドイツ人のベルツ医師が、車夫に対して食実験をしているそうです。
ウィキペディアのベルツ医師のページを見ると、日本食のエピソードがあります。
『ベルツが東京から日光への移動際に、車夫が無交代で14時間運んだ。
その時の車夫の食事は玄米おにぎり・梅干し・味噌大根の千切り・沢庵で、日常食は玄米・大麦・粟・じゃが芋・百合根であったという。
車夫の脅威のスタミナにベルツは驚き、車男が肉を食べれば更にパワーが出るか実験をしたが、車夫は疲弊した。』
(『』内、参考資料2から引用。文字装飾は筆者)
車夫の方も玄米食と、わずかなおかずを日常の食事にしていたようなんです。
「肉食だと疲弊した」
とあります。
恐らくは身体に負担がかかる仕事であればあるほど、こういった作用が顕著なんだと思います。
アラフォー以上の方は、必ず経験があると思います。
焼肉をたらふく食べた翌日の、あの胃もたれ感を…(^n^;
ま、そういうことです(^ⅿ^;
ですので、この奥駆道にチャレンジすると決めてから、毎食を玄米菜食の中心のメニューにしました。
ま、外食するときもあるので100%とは言えませんが(^^;
そんなわたしの玄米食メニューをご紹介したいと思います。
3 わたしの玄米食をご紹介します!
わたしはもともと、酵素玄米を炊いて食べていたので、玄米食自体には慣れています。
これまでのブログでも、酵素玄米についてお伝えしています。
ただ、毎食という感じではなかったんです。
麺類大好き人間なので、大抵昼食はラーメン、ソーメン、そば、パスタなどだったんです。
それを酵素玄米に変えるというのは、やっぱり初めはストレスでした(^^;
ただ、慣れてくると大好きだったはずの麺類を、食べなくても平気になってきました。
変化にはストレスがつきものです。
その変化を受け入れる練習だったのかなと(^^;
今は麺類を食べるときは、自分にご褒美をあげるときだけになっています。
というか、そこまで頻繁に食べたいと思わなくなりました(^o^;
というわけで、わたしが普段食べている昼食をご紹介しようと思います。
こちらです。
昼食は毎回こんな感じです。
酵素玄米&味噌汁
煮干し
梅干
納豆
もずく酢
パイナップル
今は自分でやってる畑で小カブがとれるので、浅漬けにしてメニューに加えています。
一応こういう食事にしているのには理由があるので、ちょっと説明を入れていこうと思います。
ザ・日本食って感じですよね。
実は栄養的には、玄米と具だくさんの味噌汁だけでも十分だそうです。
玄米は白米に比べて、とても栄養価が高いことが知られています。
そして、玄米で補うことができないビタミンなども、具沢山の味噌汁にすることで、解決できます。
みそ汁の具は写真のものだと、自家菜園でとれた小松菜と、市販のエリンギです。
わたしは卵の黄身を御飯の上にのせて、白身は味噌汁に入れてかき玉風にしています。
卵を黄身を生で、白身を火を通しているのは理由があります。
それは栄養素的に、この方が髪の毛にいいそうです(^n^;
ま、そういうことが気になる年頃ですので、いいと言われていることは実践するようにしています。
梅干、納豆、もずく酢も身体にいい日本食の代表格ですよね。
毎食取り入れています。
玄米とみそ汁に関して、もう少し細かいことを知りたい方は、こちらのブログがおススメです。
●こめむすび 「玄米と味噌汁でOK?カラダを整える理想の食事バランス」
和製プロテインの煮干し。
その栄養価は、ホエイプロテインや大豆プロテインと比べても遜色ありません。
そして、プロテインを購入するよりリーズナブルです(^^)
ちなみに煮干しは、塩無添加のものです。
わたしは昔からプロテインは飲まずに、煮干しを食べるようにしています。
その最も大きな理由は、咀嚼が必要だからです。
人間は咀嚼することで、食べ物と唾液を混ぜ、一次消化をします。
そして一次消化でどんなものが身体に入ってくるかを知覚し、胃が消化の準備をすることができます。
つまり一次消化を飛ばしてしまうと、胃が準備をする前に食べ物が入ってきてしまうわけです。
こうなると、内臓に負担がかかってしまいます。
ですので、わたしはプロテインは飲んでいません。
わたし、あまり内臓が強くないんです(^^;
これは何を選択するかという話ですので、プロテインが身体に合う方は、もちろんプロテインでもいいと思います。
ただ、プロテインやMUSASHIのような栄養補助食品は、わたしの身体には合いませんでした(^n^;
もし、栄養補助食品が身体に合わないという方は、煮干しがおススメですよ。
スーパーに行けば、塩分無添加の煮干しが売っています。
わたしは近所のスーパーで買っています。
ちなみに、プロテインと煮干しの栄養価の比較をご覧になりたい方は、こちらのブログがおススメです。
●スロトレ実践報告ブログ
「筋トレ後のタンパク質補給はカタクチイワシの煮干しがおすすめ」
生のパイナップルに含まれるプロメラインという酵素が、目の病気「飛蚊症」の改善に役立つ可能性があるという研究結果があります。
ただ、この研究は小規模なもので対照群が存在しないとのこと。
まだ眼内に、どのような影響があるか確証は得られていないそうです。
わたくしごとで恐縮ですが、わたしの両親ともに目の病気に罹患しています。
わたし自身、視力がとても低いです。
そうなってくると、どうしても目の病気が気になります。
飛蚊症が少し気になり始めた時に、生パイナップルのプロメラインの効果を聞いて、試してみようと思いました。
わたしの感覚では、確かに飛蚊症が気にならなくなりました。
ちなみに、このプロメラインという酵素は「生」のパイナップルでないと摂取するのが難しいそうです。
加熱調理されてしまうと、酵素が不活化してしまうそうです。
生のパイナップルを毎日食べるのは大変なんですが、目の病気にはなりたくないので…(^^;
あと、買い物袋が重いです(^n^;
それでもビタミンCが豊富で、美容にも良いそうなので、わたしは毎食取り入れています。
もしパイナップルのメリットについて知りたい方は、こちらのブログがおススメです。
●バナナ・パイン研究所
ちなみに夕食は、酵素玄米とみそ汁。
おかずは焼き魚、刺身、鶏肉、豚肉なんて感じですね。
それにプラスして、ブロッコリーと人参を蒸したものを食べています。
ほぼほぼおんなじメニューのルーティーンです(^n^;
それでも飽きずに続けられるのは、食生活が楽になっているからだと思います。
4 玄米食生活を続けてみて
酵素玄米は以前から食べていました。
でも食べるのは、昼食か夕食のどちらかということが多かったんです。
麺類大好きなわたしが麺類を食べずに、それを酵素玄米に変えてみて…。
「麺類を食べたい」と、あんまり思わなくなりました(^n^;
最初は我慢が必要でした。
それが3日経ち、3週間経ち、3か月経ち…。
今では半年。
酵素玄米&味噌汁で十分なんです。
十分な満足感なんです。
この生活を半年続けてみて…
買い出しで買う食品の量は減りました。
メニューを考える時間も減りました。
そして、、、体重も減りました(^n^;
もちろん体重が減ったのは、トレーニングをしているのもあると思います。
『玄米食+トレーニング』のお陰で、これまでは57㎏~60㎏だった体重が54㎏~57㎏に…(^^;
人生の中で、今が一番痩せています!
食生活がシンプルになって、ダイエットもできちゃう玄米食生活。
本当におススメです。
ただ、この生活を続ける上で、1つデメリットを上げておこうと思います。
それは、
「よく噛まないといけない」
皆さん、食事をする際にどのくらい噛んでいますか?
あんまり噛んでいない方も、いらっしゃるかもしれません。
酵素玄米はもちろん、玄米はよく噛んで食べないと消化に負担がかかります。
わたしがプロテインの代わりに取り入れている煮干しも、やっぱりよく噛む必要があります。
ですので、どうしても食事に時間がかかってしまいます。
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視しなければならない現代人にとって、食事に時間をかけるというのは難しいことです。
そこでおススメなのが『ながら食い』です(^^;
まぁ、あんまり行儀よくは無いんですが、わたしは昼食をとりながら仕事をしています。
酵素玄米を口に入れて、噛みます。
スポーツ選手が、ガムを噛みながらプレーをしていますよね。
あんなイメージで、噛みながら仕事をするわけです。
わたしは昼食中は主に、ウェブニュースをチェックする時間にあてています。
これが案外よくて、ニュースに集中していると、いつの間にかたくさん咀嚼しています。
20~30分くらいかけて食事をしながら、チェックしています。
もしランチにあまりこだわりのない方は、玄米の「ながら食い」を取り入れてみて下さい。
咀嚼もできて、仕事もできちゃう。
タイパ&コスパの良い、お昼休みになると思いますよ。
5 まとめと次回のテーマ
今回のブログでは、半年間続けている玄米食生活についてお伝えしました。
江戸時代に活躍した飛脚の食事を参考にした、わたしの昼食のメニューをご紹介しました。
以前から食べていた酵素玄米ですが、毎食食べ続けると色んな面がデトックスできました。
食品を買う量、メニューを考える時間、そして体重まで減っちゃって(^^)
いいことづくめの玄米食生活。
もし、色々デトックスしたいという方は、是非玄米食生活を取り入れてみて下さいね♬
ちなみに、一応お伝えしておこうと思いますが、わたしは自衛隊体育学校で上級体育指導官の資格を取得しています。
その際に、栄養の基礎的なことは学んでいます。
そして、ボディケアを生業としているセラピストです。
調べて栄養が偏らないように、メニューを考えています。
その結果が今回ご紹介した、毎食おんなじでも飽きないバランスの良い食事です。
皆様のご参考になれば幸いです(^^)
次回のブログでは、奥駆道170kmを走り切るための、トレーニングについてお伝えします。
是非ご覧ください。
●酵素玄米にご興味のある方はコチラ⇩
【酵素玄米のブログ】
【参考資料】
2 ウィキペディアHP「飛脚」「エルヴィン・フォン・ベルツ」
陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。リラクゼーションセラピスト。公認心理師。
在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。
現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。
『いくら寝ても疲れが取れない』
こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りと疲労回復をサポートする施術でお応えしています。
このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
リラクゼーションセラピスト(2級)、公認心理師(国家資格)、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)
〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕
【前回のブログ】