【令和５年７月２６日】
先日、予備自衛官招集訓練に参加してきました！コロナの影響で、ずっと延期になっていた招集訓練。衛生科に職種が変わって、初めて参加した感想と、射撃訓練の印象をお伝えします。是非ご覧ください。
お疲れ様です。自衛隊卒セラピストの岡田凰里(おかだおうり)です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。
梅雨明けも宣言され、７月も間もなく終わります。
いよいよ夏本番の８月ですね。
っていうか、７月ですらこの気温！
８月はどうなっちゃうんだろう…(^^;
そう考えるとちょっと恐ろしいですね。
さて、今月は「日本古来の身体操作」をテーマにブログをお届けしました。
7/5 【たくちゃんねるとウェイブで学ぶ】日本古来の身体操作
7/12 【ヒロ渡辺先生の纏絲勁を解剖する】ボルテックスと「うず」の力
7/19 【Windshipは何を羽織る？】日本人本来の身体操作と服装の関係性
の３回に分けてお伝えしました。
日本古来の身体操作とは、骨を中心に身体を動かすこと。
その身体操作は現代ではほとんど失われてしまっているが、武術にはまだなんとか残っていること。
服装の変化が、身体操作にも影響していること。
ちょっとマニアックな内容になってしまいましたが、是非ご覧になってみて下さい。
日本人の本来の身体感覚がどんなものなのか、ご理解いただけると思います。
今週のブログは先日参加した、予備自衛官招集訓練についてお伝えします。
暑い日が続いていますが、予備自衛官招集訓練に参加してきました。
海外で言う「予備役」ってやつですね！
コロナの影響で、訓練が延期になってしまって、退職してから初めての招集訓練となりました。
いやぁ…(^^;
暑い中の訓練は本当に大変だったんですが、久々に迷彩服を着て訓練してみると、やっぱり昔を思い出しますね。
半長靴ってこんなに重かったんだ…、なんてね(^m^;
実はわたしは、現役の時と今では職種が違います。
心理の国家資格「公認心理師」を取得してから、衛生科になりました。
衛生科の自衛官として迷彩服に腕を通したんですが、現役の時とは階級も変わり、新たな気持ちで訓練に臨むことができました。
予備自衛官は、年に５日間の訓練を義務付けられています。
わたしの様に、自衛隊を退職した隊員がなることができると共に、一般の方でも所定の訓練を受けると、予備自衛官になることができます。
所定の訓練を受けている期間は、「予備自衛官補」という立場になります。
一般予備自衛官補は３年以内に５０日の訓練、技能予備自衛官補は２年以内に１０日の訓練を受けることで、予備自衛官になることができます。
今回訓練した仲間は、現役の医師・薬剤師・看護師の方が多く、技能の予備自衛官補の訓練を受けて予備自衛官になった方がたくさんいらっしゃいました。
そんな方々に、なぜ予備自衛官になったか伺ってみたら…。
「社会貢献したいから」
そんな言葉が返ってきました。
…(^^;
すごいです。
わたしはＯＢですから、まぁお世話になったし恩返しのつもりで…、という感じだったので、ちょっとびっくりしちゃいました(^o^;
ただ、予備自衛官補から予備自衛官になられる方は、そういった方が多いんだと思います。
それと、単純に自衛隊が好きな方が多いと感じました。
皆さん持ってるグッズが…(^n^;
自衛隊のことを好きになっていただいて、ありがとうございます。
実はわたし、現役の頃に予備自衛官招集訓練を担当したことがあるんです(^^;
その時にＯＢと予備自補には、温度差があるのは感じていました。
やっぱりＯＢからしてみると、あくまで予備自の訓練なので、温度感は下がります。
逆に予備自補出身の方は、社会貢献したくて予備自になっているので、温度感が高いんです。
これは仕方ないことかなと、わたしは感じています。
わたし自身、さすがに現役の時のような温度感で訓練に参加するのは、難しいと感じていますので(^^;
すみません、低い側で…(^｡^;
そんな温度感の高い、医療系予備自衛官の皆様。
訓練の際も、非常に積極的に議論を交わしていました！
わたし自身は医療従事者ではないので、その議論を伺っているだけで、とても勉強になりました。
改めて参加してよかったと感じます。
そして、もしかすると気になっている方が、いらっしゃるかもしれません。
「射撃訓練もやったんですか？」
と。
もちろん射撃訓練もやりました。
気になっているその理由は先月中部方面隊で、自衛官候補生による銃乱射事件があったからですよね。
射撃前には精神教育が行われました。
「武器を持つことがどういうことなのか、しっかりと自覚してください」
という内容でした。
教育をしていただいて、ありがとうございました。
そして射撃訓練は以前と特段の変化なく、滞りなく行われました。
これが何を意味しているか。
自衛隊では、以前からしっかりとした安全管理のもと、射撃訓練が行われていたということです。
味方を撃つなんてことは、普通の神経ではあり得ないことなんです。
その普通の神経ではない人間が起こした事件。
犯人は小銃と弾薬を奪って、射撃場の外に出ようとしていたようです。
こういった事件が起きた時、犯人にばかり目が行ってしまいがちになります。
もちろんそのお気持ちはわかるんですが、その犯行を阻止した自衛官がいたのを忘れないでいただければと思います。
犯行を阻止してくれた隊員のお陰で、民間人の被害は無くてすみました。
わたし自身、元自衛官ですのでその現場に立ち会っていた可能性があります。
犠牲になってしまった隊員、重傷を負われた隊員のことを考えると、わたしはショックが未だにぬぐえていません。
こんな凄惨な事件があった後でも、担当部隊の皆様はそんな不安は一切見せず、淡々と訓練を執り行ってくれました。
訓練担当部隊の皆様に、心から感謝いたします。
ありがとうございます。
今後も訓練をよろしくお願い致します。
今回の５日間の訓練で、
「もっと医療のことを勉強しないといけない」
と、痛感しました。
また予備自衛官の仲間と会って、いい刺激をもらって訓練できるのを楽しみにしています。
そしてもちろん、訓練後の駐屯地クラブでの宴会も(^ⅿ^)☆
訓練後の宴会はやっぱり最高でした！！
以下、来月のブログテーマのご案内です。
来月のテーマは
『ぷらっと伊豆大島』
です。
先日、伊豆大島に取材に行ってきました(^o^)♪
天気に恵まれ、とてもいい取材になりました！
東京からあまりにも気軽に、ぷらっと行けてしまう伊豆大島
「伊豆大島ならではのグルメ」
「超ハイレベルな島のラーメン屋巡り」
そんな島の魅力をお伝えします☆
お楽しみに(^^)/
【参考資料】
※令和６年３月４日：ブログの冒頭に「概要」を追加し、内容を校正しました。
陸上自衛隊に１５年勤務。レンジャー隊員。公認心理師。産業カウンセラー。
在職時は、年２００件以上の面談に対応するカウンセラーの任務を行うと共に、隊員に対して「災害派遣の心構え」を教育をしていました。
そんな自衛隊での教育や、自身の災害派遣の経験をアレンジして、現在は一般向けに「災害の心構え」をお伝えするセミナー講師。
『どんな災害も乗り越える』
その心構えを”自衛隊式”でレクチャーしています。
このブログでは、防災のこと、身心の健康、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
自衛隊での経験やセラピストとして学んだことが、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
リラクゼーションセラピスト、公認心理師（国家資格）、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(衛生官)
〔※「Windship」及び「Windship treatment」は登録商標です。〕
