お疲れ様です。自衛隊卒セラピストの岡田凰里(おかだおうり)です。ブログを読んで頂いてありがとうございます。
緊急事態宣言が明けてから1週間弱ですが、いかがお過ごしでしょうか。少しずつ普段の生活を取り戻せたらいいですね。
天気のいい日も続いておりますので、お出かけもとても気持ちよさそうですが、油断大敵。マスク、うがい、手洗いは当たり前のエチケットとして続けていきましょう。
9月には「親ガチャ」という言葉が話題になりました。賛否両論あるようですが親子関係というのは、人の心をゆさぶるテーマなんだと思います。
恐らくこの「親ガチャ」という言葉が心に引っかかった方、大人であれば、失礼な言葉だと不快に感じたり、甘えるんじゃないと感じたのではないでしょうか。
また、若者であれば諦めの気持ちや自虐的な気持ちを持っているのかなと感じます。
中には大人であれ若者であれ「その気持ち、わかる」と感じる方もいると思います。
親子関係において、できれば否定的な感情ではなく、お互いに感謝しながら人生を送りたいものです。
そこで今月は親ガチャという言葉をテーマに、親子関係についてお伝えしていこうと思います。
親ガチャに外れても感謝できるの?現実見てる?と感じるかもしれません。
大丈夫です。できるようになります。
私は公認心理師という心理の国家資格を取得していますが、資格取得の過程で、親子問題の現実に向き合う場面が多々ありました。
実は心理学的にも親子関係というのは重要な役割があります。
そしてそれは年齢と共に変化するのはもちろん、年代によってそれぞれの課題があります。
まずは今回のブログで、「親ガチャという言葉にどのように対応すればいいか」をお伝えします。
●今回のブログのもくじ
1 そもそも親ガチャとは
2 どんな意見があったか
(私は松本人志さんと同意見)
3 はずれと感じる方は心理的支援を
4 はずれの人生を生きたいですか?
5 次回のテーマ
1 そもそも親ガチャとは
親ガチャとは実用日本語表現辞典によると、
子供の立場から「親は自分で選べない」「どういう境遇に生まれるかは、全くの運任せ」を述べる表現。ソーシャルゲームにありがちなキャラクター入手方法(いわゆるガチャ)になぞらえた言い方
となっています。
つまり子供がガチャという遊びに例えて言っているんですね。
恐らくは、「うちの親ってホントがみがみうるさくてさぁ~。あーあ。親ガチャに外れちゃったなぁ」という風に使ってるんだと思います。
少し前であれば「親ガチャに外れちゃったな」というセリフは「もう本当に嫌になっちゃう」ということですよね。友達間でよくある光景です。
きっと言葉遊びの一つとしてこのような表現が出てきたのではないかと思います。
2 どんな意見があったか
(私は松本人志さんと同意見)
色々なメディアで取り上げられて、社会現象になっていますが、すべてを紹介することはとてもできません。ざっと以下のような感じでしょうか。
親に失礼でしょ
虐待をうけてたら・・・
毒親は明らかにはずれ・・・
そんなこと甘えたやつが言うことだ
いい加減大人になれ
人生うまくいってない人の言い訳でしょ
その気持ちわかる
このような感じでしょうか。
そんな中で芸人の松本人志さんは
「若い人たちがもっと軽やかな感じで遊んでいた言葉。変に大人たちが社会現象ととらえるとシリアスになって面白くなくなっていく」
とおっしゃっていました。
私もまったく同じ意見です。
ガチャというおもちゃから連想した言葉遊び。そんな遊びを大人が社会現象ととらえてしまったんだと思います。
ですから、もしこの言葉を公共の場で使った若者には
「そういう気持ちになることもあるよね。わかるよ。確かに親は選べないからね。ただ大人でも、そういうことを言われたら傷つくから、公共の場では使わないようにしようね。」
こう諭していけばいいんだと思います。
きっと親である大人は、子供にそんなことを言われたら「傷つく」から、取り上げて社会現象になってしまったんだと思います。
それがこの社会現象の根っこだと思います。誰でも傷つく言葉を投げかけられたくないですからね。
まぁでも、若者が使っている言葉ですから。大人としてはゴチャゴチャ言わず、大きく構えて「若い時はそういう気持ちになることもある」と許してあげたいですね。
3 はずれと感じる方は心理的支援を
ただ、この親ガチャにはずれたと感じている方に対しては、ちょっと注意が必要です。
はずれと感じる何かがあると思うんです。
それは単に隣の芝生は青く見えているだけなのか、それとも家庭に問題があるのか、経済的に不自由な状況にあるのか、、、。サポートが必要な場合があります。
そしてもし親子関係に問題があると感じている場合には、是非心理的支援を受けてもらいたいんです。
なぜなら親子関係に関する問題というのはとても厄介で、自分だけの力で解決するのは非常に難しいからです。ほぼ不可能と言ってもいいかもしれません。
心理的アセスメントは対象者を様々な視点から捉え、抱えている問題を理解しようとするものです。
実はこの中で、家族の状況を把握することが必須とされています。家族は一番身近にいて、様々な影響を子供に与えているので、問題の背景を理解するうえでは欠かせないものだからです。
ある程度の年齢になったら、自己責任だとおっしゃる方がいるかもしれませんが、それはあなたの親や周りの方が、自己責任を持てるように育ててくれたんだと思います。
親や周りに感謝こそすれ、他人に自己責任論を押し付けるのは、少し乱暴な気がします。親子関係の悪影響から脱しきれない方は、実際にいらっしゃいます。
もし、親ガチャにはずれたと心の中で感じていて、それを解決したい方は、一度心理的支援を受けてもいいかもしれません。
4 はずれの人生を生きたいですか?
せっかくこの世に生まれてきたわけですから、楽しく幸せに「当たり」の人生を生きたいですよね。
でも「親ガチャにはずれた」と感じていると、楽しく幸せな人生というよりは、諦めや焦燥感を感じながら、満たされない人生を生きることになってしまいます。
じゃあ親ガチャにはずれても、楽しく幸せに生きるなんてことができるの?と感じるかもしれません。
大丈夫です。必ずできます。
もしよろしければサポートしますよ。もちろん無料です。
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5 次回のテーマ
次回は親ガチャに「はずれた」と感じる状況を「当たり」に変える具体的な方法をお伝えしていきますね。
是非ご覧ください。あなたがこの人生の課題を、必ず乗り越えられると信じています。
陸上自衛隊に15年勤務。レンジャー隊員。
在職時は、年200件以上を対応するカウンセラーの任務の傍ら、気内臓療法(チネイザン)のインストラクターを務め、様々なボディケアを約10年間学んできました。
現在は自衛隊を卒業して、身体も心も癒すセラピスト。
『何をしてもよく眠れない』
こんな悩みをお持ちの方に、心地よい眠りをサポートする施術
「Windship treatment®」を提供しています。
このブログでは、身体の健康、心の健康、防災、そしてちょっとだけ自衛隊の話を綴っています。
セラピストとして学んだことや自衛隊での経験が、皆様のお役に立てば幸いです。
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【経歴・資格など】
リラクゼーションセラピスト、公認心理師、産業カウンセラー、元陸上自衛官、レンジャー隊員、上級体育指導官、予備自衛官(心理)